練習スタート!
- 2020.09.06
- GK【ゴールキーパー】
スポンサーリンク
Bom dia !
こんにちは、網谷涼子です。
新天地ポルトガルにきて早いもので2週間。練習がスタートしてから1週間がたちました。
ハンドボールだけではなく、日々の生活の中でポルトガルの人々のホスピタリティを感じながら生活しています。
そして、またコートに戻って来れてよかったというのが今の素直な気持ち。久しぶりに受けるシュートは新鮮で、全然しっくり来なくてイライラもするけど、焦らずしっかり体と頭を戻していこうと思います。
契約は来年の6月末までの10ヶ月間だけど、いつリーグが中止になるかわからないし、今ある日常は保証されていないことをコロナ禍で学んだので、日々後悔のないようやり切りたいなと思ってます。
今は特になかなか思うようにいかないことが多いけど、こうしてまた新たに挑戦できる環境があることに感謝したい。
練習を含めポルトガルでの生活がスタートしたわけですが、生活に関しては何も不自由なく、明るくてフレンドリーな人達に囲まれて楽しく、穏やかに過ごすことができています。
初日の練習はというと、3月から試合と練習がストップしたのでとてもスローペースで始まりました。
コート上でストップした時にフロアから伝わる衝撃とか、疲れて筋肉が張ってくる感じすら新鮮でした。
とにかく今は怪我をしないようにと慎重に一つ一つトレーニングしています。不意な動きには特に気をつけないといけないなと感じます。
2日目以降は練習前にラントレかウエイトトレーニングが入ります。土曜日の朝はビーチを走る。さすが南欧!!
チームはとても若くて、今シーズンはポルトガルリーグで優勝するというプロジェクトのもと選手の補強もありました。私もその一部だそう。
私はというとチームで(まさかの)一番年上。本当に若い選手が多いので、私ができることを探りながら今シーズンはプレーしていこうと思っています。
ポルトガルの選手の第一印象はあまり大きな選手はいないんだなということ。
去年は「自分ってなんて小さいんだろう」と思ったけど・・・。
あと、英語を話せる選手が限られています。早急にポルトガル語を話せるようにならねば。
今年タッグを組むキーパーはアンゴラ出身で、彼女はアンゴラのジュニアのナショナル選手。
彼女は英語が話せないけど毎日私に何か伝えようとトライしてくれるのですごく嬉しい。泣 私も頑張らないとと思わせてくれます。
去年はマケドニア 。今年はアンゴラ。
二人とも練習中に踊ったり、歌ったり自由・・・そして大きい。なぜ相方はいつもこうなのかな?笑
チームスタッフからウエア等の支給がありました。当たり前のことかもしれないけど、自分が使用する物をいただくってありがたい。
明らかに大きいGKパンツを見て、「サイズを変えて欲しいです🙋♀️」と言ったら「涼子が大きくなりなさい!!ははは!」と言われました。
なるほど、ここでは自分がサイズを合わせにいくスタイルらしい。
そしてその二日後にまたGKパンツを渡されました。サイズは2XO・・・いや、だから大きいって!!
「わかった、わかった!!私がもっと大きくなるね!!」で全て解決。ダボダボなパンツで頑張るしかない。
コロナの影響と他競技との体育館の使用状況の関係で、遅い時は21:00からハンドボールをします。専用コートはあるんですけど、独占して使うことはできないようです。
21:00からウエイトをして22:00からハンドボールの日もあって、練習後に時計を見上げると23:00を過ぎていることも。本当に自分が想像しないことが起きるんだなと日々感じます。
そして9月はコロナの影響で前の団体が体育館を使用したら、器具等を清掃員の人が消毒をしなければいけません。そして、他競技はもうシーズンがスタートしてることもありこのような状況になってます。
1ヶ月は我慢だそうです。誰一人文句を言わずに頑張ってます。これってすごいこと。
慣れるしかないし、今はとにかくやるしかない。
体を戻すことと、遅い時間でも自分のできる最大限のパフォーマンスをすること。夜までの時間の使い方もそう。トータルで自分の生活をコントロールして、ハンドボールと向き合っていきたいなと思っています。
悪い癖でいつも肩に力が入ってしまうので、深呼吸してリラックスして何事にも取り組みたいところです。
最後に・・・私の家の前には動物園があります。朝と夕方は猿がキーキー鳴いています。
では、今回はここで。Tchau!
スポンサーリンク
-
前の記事
ポルトガルに行く前に 2020.08.19
-
次の記事
心に残っている指導者の言葉 2020.09.10