高校総体が始まった!

高校総体が始まった!

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こんにちは!近藤涼子です。

全国各地で高校総体の予選が始まっています。私はというと、今週の木曜から日曜まで、GK指導でお世話になっている高校の試合を観戦しにあっちへ、こっちへ…..

いろんな思いが詰まった高校総体。すべてのチームに日本一になる権利があるというスタートラインから、負けたら終わりの試合が続く中で、いろんな選手のストーリーを垣間見て、胸が熱くなります。

そんな中、試合を観戦していて見えてきた自分自身の課題。

私が日本に帰国して、初めてGK指導をさせてもらった選手たちが今年3年生になり、チームのメインGKとしてプレーしています。もうそれだけで感動して涙が出そうなのですが、2年半のキャリアで私は彼らに何をどこまで伝えられたか、何をコーチングできたか振り返っていました。

練習よりも試合の方が圧倒的に良いところも、惜しいところも出てきます。

その中で、「練習通り!!これは一緒にハードワークできた部分だ!」とか、「これは私が伝え切らなかった、トレーニングしきれなかった部分だ」など、反省もたくさん出てきました。

主に二つあって、

試合中のGKのメンタリティ(精神的)の部分と、試合中の修正、またはストーリー性を持ってビッグセーブを狙っていく、または勝負所のシュートをセーブするというシチュエーション理解の部分。

練習中であれば、2〜3時間の中で課題解決に努めたり、悩みや相談を聞いたりして、その日の練習をいい形で締めくくれるものの、試合はもちろん相手がいて、時間的制限がある。やはり、実践の中でのコーチング、選手とのやりとり、ヒリヒリした試合展開でゴールを守るという経験値が必要になってくる。

そして、メンタルに付随して以下のようなことも….

思考回路の訓練、問題解決能力、状況理解とその評価、性格の理解・弱みの乗り越え方、自分の役割を全うする強さ

「メンタルが弱いというのは、思考が弱いということ」トヨタ自動車東日本の阿部監督が言われていました。

例えば、試合の中で失点シーンが増えると、自分の役割がぼやけてしまう。

試合の立ち上がりに緊張と不安で自分の役割、チームの約束を遂行できない。

熱くなって、イライラしてプレーが淡白になってしまう。やるべきことを放棄する。

これらは経験と成功体験でしか獲得できないのか、それとも普段のトレーニングでもレベルアップできる部分なのか。

答えは後者だと思っています。

選手たちの120%の力でパワフルなセーブをするために、どうコーチングしていくのか。

体は毎日トレーニングしていたら筋力がついたり、走るのが速くなりますが、頭は使わないと全然鍛えられない。

色々書きましたが、また選手と一緒に新しいアイディアを持ちながらハードワークしていく準備が必要だなと感じている今日この頃です….✏️

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