日本のハンドボールとハンガリーのハンドボールの違い
- 2019.02.26
- ハンドボール
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皆さんこんにちは。
最近、TwitterやInstagramで日本の美味しそうな食べ物を見て、とても日本が恋しくなっています。
特に、いちご狩りに行きたすぎて毎日ネットで調べています。日本に帰ったら必ず行こうと思っています。笑
こんな話は置いておいて、今日はタイトルにもある通り、日本のハンドボールとハンガリーのハンドボールの違いについて書いていきたいと思います。
1つ目は体格です。
皆さんも知っていると思いますが体格はかなり違います。
僕は178cmですが、チームの中で1番小さいです。僕のチームのDabasの平均身長は190cmくらいだと思います。
日本リーグの選手については詳しくはわからないですが、チームに190cmを超えている選手が5人以上いるチームはないと思います。
2つ目は接触の強さです。
海外でプレーしたことのある選手は分かると思うのですが
「痛い。」
と思うことがあるくらい接触の強さがあります。この表現が正しいのかは分かりませんが、相手を殺しに行くという気持ちがハンガリーの選手は日本の選手に比べて強いと感じます。試合の中でもタイミングよく当たられると何もできないことが多いです。ボールをもらう前の動きがとても大切だと強く感じます。
実際に僕はハンガリーに来て、Tシャツが3枚破けました。日本にいる時にこのようなことは一度もなかったです。
でも、引っ張っているということですからね。ルール上は反則ですよね‥
でも、少し汚いプレーも日本は学んでいかなければいけないと思います。
もちろんだめなのはわかっていますが‥
3つ目はハンドボールが地域に根付いているということです。
Dabasは比較的静かなファンが多いですが、他のチームには熱狂的なファンがいて、アウェーで試合をすると、とても嫌だなと感じます。
でも、僕はアウェーの時のため息を聞くのが好きなんですけどね。笑
だって気持ちいいですもん‥
日本はホーム&アウェーではないので、こういった経験はできないと思います。
もちろん日本はブーイングもないですし、常に応援されている、やりやすい環境だと僕は思います。ホーム&アウェーになれば、地域にも根付いていくと思いますし、選手にとってもホームでの雰囲気、アウェーでの雰囲気を感じることができるので、いいことがたくさんあると思います。
そして、ハンガリーでは客席とベンチがとても近いので、選手の目線で試合を観ることができます。
4つ目は試合へ向けての準備です。
これは世界選手権の時のブログでも書いたのですが、試合に向けての気持ちの作り方がハンガリーの選手はチームで鼓舞し合い、試合に向かっています。日本の選手ももちろんしていますが、ハンガリーの選手の方がより、「戦闘モード」に入っていると感じます。
5つ目は勝ちたいという気持ちです。
ハンガリーの1部リーグでプレーしている選手はプロなので、生活がかかっています。活躍をすれば給料は上がりますし、逆に活躍できなければ、契約を勝ち取れません。いきなり、無職になることもありますからね‥
特に先日行われたKomlóとの試合では両チーム合わせて17回退場がありました。審判への判定に文句を言って4分間退場になった選手もいました。もちろんこれはよくないことですが、本当に心の底から
「勝ちたい。」
という気持ちがあるからこそ、時に熱くなりすぎるのだと思います。
このように日本のハンドボールとハンガリーのハンドボールはかなり違うと感じています。
日本、ハンガリーのいいところを取っていけば、日本のレベルアップに繋がると思います。
そして、書いて欲しいことや気になることがあれば、コメントやメッセージで言ってください。
長くなりましたがそれではまた!
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