移籍にいたるまで vol.2 ~移籍編~
- 2022.11.10
- ハンドボール
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皆さんこんにちは!
HB Corteの田中圭です。
今回は前回(vol.2~退団編~)に続いてのvol.2~移籍編~ についてです。
興味のある方はぜひ読んでくださいね!
2022年3月13日 vs 東日本を終えて、湧永製薬を退団したことになりました。
前回も書いたように、退団するからといって次が確約されたものではないこと。
次のチームが決まっていない状態で見切り発車の退団を行いました。
いつ決まるのか、どのチームからオファーを貰えるかもわからない状況です。
日本国内ではなく海外に的を絞って探していたので、海外のシーズンが終わらない限り具体的に進まないだろうと思っていました。
海外移籍を進めるにあたり、今回もエージェントを利用して交渉を進めました。
エージェントによってはどの国とも交渉を行っている人や、この国限定と言っている人もいるらしく、自分の希望に応じてエージェントを選ぶ必要があります。
自分の場合は、この国でやりたいと言うよりは、自分のパフォーマンスを評価し、高い志を持ってプレーできるところ。そして、1部もしくは2部のレベルであることを条件に話を進めてもらいました。
すると交渉を始めて数週間後に、「圭に興味のあるチームが出てきた。」という情報を貰いました。
ただ、ここでは興味があると言うだけで、他の選手と比較されていたり、チーム内で移籍選手が出そうとか、そんな不確定な状態です。
つまり、朗報を祈るばかりの状態です。
エージェントには、自分の履歴書(英語)とプレー動画を提出しました。
履歴書には、自分のプロフィールやプレー歴等を書きました。
プレー動画は、フルゲームとハイライト動画を数本用意しました。
「退団後は筑波大学男子ハンドボール部の特任コーチをやらせていただきました。」
待ちの状態が続いてようやく海外のシーズンが終わる頃に、少しずつ動きが出てきました。
回答を貰ったり、候補が出てきたりと本契約に至る訳でもなく、ただ時間が過ぎていく感覚でした。
回答の中には、「左利きを優先したい」「サイズを考慮すると厳しい」「2・3枚目ができるセンターをとりたい」などと、ごもっともな回答ばかりでした。
他には、「戦争の影響があり予算の検討が困難」「クラブの金銭問題」がありました。
これらは、日本リーグの現状を踏まえると、日本がものすごく恵まれているのだと感じました。
時間が経つにつれて、夏が近ずいてくるにつれて、少しずつ気持ちも焦ってきました。
周りの方からも、「次はどこに行くの?」とよく声を掛けてくださるので、早く気持ちの良い返答がしたかったですし、はっきりしない感じがとても嫌でした。
6月後半に入ると、いよいよクラブチームの選手補強や移籍が確定し、移籍が困難な状態に入ってきました。
返答待ちのチームはいくつかありましたが、その返答もいつ来るかも分からない焦りもあり、もしかしたら決まらないのではないかと不安な状態でした。
この時から、日本でプレーすることも頭の片隅に考えつつも、色々な人に相談しながら可能性を信じて待ちの姿勢を変えませんでした。
すると、現チームのHB Corteからオファーを貰いました。7月上旬頃だったと思います。
3部のチームとは言われましたが、正直嬉しかったです。
これまでは良い返答が無かったので、評価してくれるチームがあるんだと思えました。
ただ、浮かれていられないのも事実で、返答待ちのチームはあるし、このオファー自体も流れる可能性があるからです。
もちろん、返答待ちのチーム(1部もしくは2部)からの良い回答があれば、そのチームに行きますし、むしろそっちに行きたいと思っていました。
それでも早い段階で決めないといけない状態ではあったので、3部でも自分を評価してくれたこと、高い志を持ってハンドボールに臨めること(2部昇格)が要因で、HB Corteに決めました。
ただ決めたとはいえ、まだ交渉は続きます。
それは契約内容です。
自分のパフォーマンスがお給料になるわけですし、お金を貰わなければ生きていけません。
給料や待遇、食事や航空券など話さないといけないことがたくさんあります。
今回の契約交渉に関しては、HB Corteとエージェントが話合って仮契約書を作成し、その仮契約書読んで質問事項や契約内容の変更希望を伝えました。
もし何もなければ変わらないので、とにかく質問したり、自分にとってプラスになるようなことを伝えました。
例えば、「食事の提供があるのか?」「勝利給を増やして」とかです。
なんだか強欲だなーとか、聞きずらいなーとか思いながら伝えました。笑
結果、かなり改善されたので良かったです。
それから、まずはチケットを購入して、フランスに持って行く日本食や生活用品を揃えました。
冬用の物をある程度持って行こうとすると、大キャリーバック2個はすぐにパンパンでした。
チケット料金に追加で預入れ+20kg分を購入しましたが、まだまだ荷物を吟味する必要がありました。
そんなこんなで、移籍が決まってからはバタバタしていましたが、ようやくフランスでの生活を楽しめるようになってきました。
「フランス人は冷たい人ばかり」と聞いていましたが、コルシカ島の人たちはとても優しくて温かい人ばかりです。
海外に移籍することは、もちろん簡単ではありませんが、今現在では多くの選手が異国の地でハンドボールをしています。
1部、2部、3部のチームでそれぞれが思いを持って活躍されています。
本当に尊敬しかないですね。
今では大学在学中に飛び出す選手もいますし、高校生でもチャレンジしていると聞きました。
今回の移籍交渉は本当に大変でしたが、多くの人に支えられ助けてもらった結果、こうしてハンドボールができています。
また海外で再チャレンジ出来たことは素直に嬉しいですが、これを機にステップアップしていきたいです!
もし海外のことで聞きたいことがあれば、お気軽にコメントや自分のSNSにDMしてください!!
応援メッセージもお待ちしております。笑
それでは今回はここまで。
Bonne journée!!
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