ハンドボールクリニックを通して感じたこと @氷見高校

ハンドボールクリニックを通して感じたこと @氷見高校

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みなさん、こんにちは。

今回は11/20、21と櫛田さんと氷見高校女子ハンドボール部へ行ってその時に感じたことを主に書いていこうと思います。

今回は『OF +1 Attack』『DF 1on1』『OF/DF 2on2 with PV』のテーマに基づいて20日(土)午前・午後、21日(日)午前の3セッション行いました。

今回は、アナリストとしてクリニックの方に帯同し、もちろんコーチングもしましたが、『1セッション毎に練習のフィードバックが出来る環境を』というところをメインで行いました。

そして、このクリニックを通して感じたことが2つあります。

1つ目は、『映像の重要さ』です。

撮影している自分が言うのもあれですが、練習映像を見ると言うことは個人、チームにとってもかなりプラス材料だと思います。

試合の映像は、ほとんどのチームが撮影していると思います。

でも練習の映像はどうでしょうか。

MVIでは、毎回の練習映像を撮影し、メニュー毎で編集をし、その日の練習が終わってから全体に共有をしています。

少し余談ですが、共有する映像も大体4分前後に編集し送っています。

1つのメニューが説明も入れておよそ10~15分程度でそのうちプレーしているのが大体5~8分程。

その中でも、テーマに沿っている部分、伝えたい部分を選んで映像を引っ付けると4分前後になります。

選手たちも自分の時間、プライベートな時間はあり、そこは大切にして欲しいと思っているのでなるべく短い時間でその練習を振り返れるように心がけています。(長すぎたら途中で見るのも飽きてしまうと思うので、、、)

少し話がズレてしまいましたが、その日の練習後に練習映像を共有し、次の日の練習開始前のMTGで昨日の練習のフィードバック+今日の練習のテーマを確認して練習に入っていきます。

その結果、全員が練習の狙いを映像として脳内にインプットされて実践練習ができます。

自分の脳内にある成功例(脳内イメージ)と自分のプレーがどのくらいの精度でやれているのかを振り返る為に練習映像があると思います。

今の時代、プレー映像なんてネットで探せばいくらでも出てきます。

しかし、自分自身がプレーしている映像というのはプレーしている場所にしかありません。

それを見ずに脳内イメージだけでプレーをしているとイメージだけが先行してしまいます。

つまり、お手本のプレーを見て脳内にインプットし、練習をし、練習中の記憶を思い返して振り返る。

この状態だと常にイメージだけですり合わせをしている状態になり、何が原因で思い通りにいっていないのか、何で出来たのかが分からず進んでしまいます。

効率よくかつ確実に成長するためにツールとして『映像』というのは重要になってくると思います。

『記憶+記録=成長』

アナリストとして、育成世代には特にここは伝えたい、そして体験して感じてほしい部分です。

でも恐らく高校生のカテゴリーで出る意見として、『誰がやるのか』『そんなお金ない』といったところが上げられるかなと思います。

『誰がやるのか』についてですが、マネージャーがいるチームはマネージャーに映像を撮ってもらい、気になったシーンは監督、コーチが合図をしその時間をメモしておけば、後から振り返るのも簡単かと思います。

練習毎に映像を切っておいてもらえれば編集もさほど時間はかかりません。

正直、自分の身の回りのことは自分で行えばいいのにと現役の時から思っていたのでもしマネージャーが2人いるのであれば、アナリスト業とトレーナー業を頼んだ方が将来、役に立つのかなと思います。(あくまでも個人の意見ですが)

マネージャーがいないチームは学生アナリストとして募集をかけても面白いのかなと思います。

アナリストは、必ずハンドボール経験者じゃないといけないというのはないと思うので、興味がある人であれば誰でもやれると思います。

それでも人がいない場合、部分練習だけでも置きビデオで撮影をするなど方法はいくらでもあるのかなと思います。

次に『そんなお金ない』ということについて、今はチームで一台iPadを持っているチームがほとんどだと思います。

それだけで十分です。

自分自身も普段の練習で有料ソフトを使って何かしているわけではなく、使っているのは三脚とiPadとMacだけです。

三脚とMacについては効率が良くなったり作業がしやすくなるだけでiPad一台だけでも全然やれます。

どうやってやっているのかをここに書くとただでさえ長い文がもっと長くなってしまうので省きますが、聞いてくれたらどうやっているのか何も隠さず教えますのでやってみたいけどどうやればいいのか分からない人はいつでも連絡いただけたらと思います。

少しずつクリニックのことと話がズレてしまいましたが、今回のクリニックを通して若い世代の成長のために『映像』の大切さというものは強く感じました。

2つ目に感じたこと『自分達のチームに懸ける想い』についてです。

『氷見高校ハンド部に何を残したいか?』というのをテーマにグループワークをした時に外部コーチ、キャプテン、顧問の先生の想いにみんなが涙を流しながら話し合い、聞いてる光景が今でも鮮明に頭に残っています。

高校の部活動は約2年半で必ず終わりが来ます。

その世代毎のチームとして、そして個人としてどうありたいか自分の想いを話す姿に関わってまだ2日目でしたがグッとくるものがありました。

小学校の頃からハンドボールが盛んな氷見市でずっとハンドボールに関わっている子たちならではの想い、先輩から引き継いでいる想い、様々な想いがあの場で語られたと思います。

見ていてもこういった想いを持ってプレーしているとまた違うものを感じるかと思います。

ここまでクリニックを行って自分自身が感じたことを書いてきましたが、選手やスタッフの反応を見て行えてよかった、来れてよかったと強く感じました。

今回初めて氷見に行かせてもらい、こういうクリニックを通して多くのチームや選手、スタッフと関わり一度きりではなくまた来て欲しいと思ってもらえるように取り組んでいきたいと思いました。

クリニックのお誘いやこういうこと聞きたいなどあればお気軽にDM下さい。

長くなりましたが今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

Vi ses!!!!

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