2.26 ありがとう

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みなさん、こんにちは。

久しぶりの更新です。

2月26日 三重バイオレットアイリス(以下MVI)との一戦を終えて、新幹線でつらつらと書いていこうと思います。

今日、2月26日は昨シーズンまで2シーズンに渡りお世話になったMVIとのリーグ2戦目。

リーグの日程が決まった日から個人的にはとても楽しみにしていた試合であり、2022-2023シーズンMVIのホーム最終戦でもある。

リーグ日程が決まった時は、昨シーズン同様、勝った方がプレーオフ進出になるのではないか、両チームともプレーオフが決まって上位対決になるのではないかといったように妄想を膨らませていた。

残念ながら、そういった妄想は現実にならず、両チームともにプレーオフ進出を逃して5位6位の対決になってしまった。

しかし、試合内容に関しては手に汗握る白熱した展開になり、最後残り1秒で逆転し、28-27でイズミが勝つことができた。

前半20分以降、一度もリードを奪えずにいたが、選手たちが目と目、心と心を合わせながら本当によくファイトしてくれた。

思い返せば、1戦目では三重に最後の最後で同点に追いつかれた。

今回は、ブザーが先か、ゴールインが先か瀬戸際のところだった。

『奇跡の1mm』ならぬ『奇跡の1秒』。

広島に残っているメンバーの想いも確実に鈴鹿に届いていた。

全員で掴みとった勝利だ。

試合内容については、また後日触れるとし、今回はこの試合に対する想いや試合を終えての想いを書いていきたいと思う。

まず、この試合に対する想いとして、3つに分けて書きたい。

1つ目は『感謝の気持ち』。

去年の3月下旬にMVIからイズミに移籍ということが決まり、コロナの影響もあり、シューターズの皆さん、三重県の協会の方々、お世話になった方々に直接お会いして、報告とお礼が出来ずに三重を後にした。

SNSを使っての報告は出来たが、ずっと心残りがあった。

今日、AGF体育館に着くと懐かしい方々と約1年ぶりに再会ができ、皆さん1年前と何も変わらない笑顔で「久しぶり〜、元気にしているか?」と話しかけてくださりなんとも言えない感情が溢れた。

そして、開場してからどんどんのシューターズの方々、イズミの応援団が席につき、見渡すと見覚えのある方も多く見え、声をかけてくださる方、手を振ってくださる方も多く、そんな暖かいシューターズの前で今の仲間達とそして、三重の時から共に頑張っている和奏と試合が出来ることに幸せを感じた。

2つ目は『シューターズとの対戦』。

三重にいるときにどんな時も、応援で後押ししてくれたシューターズとの対戦はとても楽しみにしていた。

相手チームになって思いますが、あの会場を包み込む雰囲気、バンドを中心に一体となった応援は、まさに8人目のプレーヤー。

どこのチームの応援もすごいですが、AGFで行われるシューターズの応援は別格。

チームの試合前のミーティングでも「応援がすごいから…」と出るほど。

試合中も鳴り止まぬバンドの音、手拍子。本当に強敵。

その中でも広島から駆けつけてくれた応援団の皆さまの応援も負けじと選手にパワーを送り続けてくれていた。

上から見ると一層わかる、ファンの熱さ。

本当に最高の舞台だった。

3つ目は『原選手、岩見選手、小林選手のホーム最終戦』。

(以下、クルさん、カノン、スズ)

3選手のホーム最終戦の相手になれること。最高の舞台で、昨シーズン悔し涙を流した場所でバチバチの試合が出来ること。

これは神様のプレゼントではないのかな。

チームの柱として、また日本の柱として闘ってきたクルさん。

ボロボロになりながらも、ここぞの時に、チームがしんどい時に勝敗の責任を背負ってプレーで言動で引っ張っていく姿が本当に頼もしかったです。

一瞬のビックセーブでチームの雰囲気を変えられるカノン。

コートの中でも、ベンチでも、ベンチの外でもチームの為にファイトし続ける姿。なんといってもカノンの発信力には、もうあっぱれ。

大学院生日本リーガー、チームを活性化出来るスズ。

女子では、唯一の大学院生日本リーガー。今後の選手たちに『1つの道』を作ってくれた。相手とかけ引きを巧みにしながら負けず嫌いを全面に出すプレーは、チームに勢いを与えてくれた。

そんな3選手のハンドボール生活にほんの一部かもしれないが、関わることが出来て本当に幸せです。

残り1試合、全力でプレーする姿を目に焼き付けたいと思う。

最後に、試合を終えて今の気持ちを書いていきたい。

今は、率直にホッとしているし、選手たちに『ありがとう』と伝えたい。

MVIに対しては、大好きなチームであるからこそ、やはり負けたくない気持ちも強い。

きっと和奏も同じだろう。

選手たちは本当によくファイトしてくれた。

何度も何度も引き離されそうなところを踏ん張り、自分たちを信じ続け60分プレーしてくれた。

広島組も3人できっとテレビの前でパワーを送り続けてくれていただろう。

そして、大喜びしているだろう。

つらつらと書いているうちに広島に着く時間が迫ってきた。

このチームでやれる試合もあと1試合。あと60分。

最高の時間にするために、最高の準備をしよう。

ありがとう 2.26。ありがとう鈴鹿。

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