2020-2021年シーズン終了!
- 2021.06.20
- GK【ゴールキーパー】
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Bom dia 網谷涼子です。
少し遅くなりました、今回はシーズン終了報告。
無事、怪我なく全試合戦い切ることができたことに、まずはほっとしています。
結果はリーグ3位。
リーグ最終戦はというとアウェーということもあり、相手の気迫に押されて前半を2点ビハインドで折り返し。後半の中盤どころで逆転するも、ラスト10分でミスが出て相手に逆転を許してしまい敗戦。
最後の最後まで優勝の可能性があっただけに、最終戦の負けは悔しかったけど、シーズンを通しての悔いはありません。
自分のやるべきことはやったし、自分のできないところに向き合うことができたシーズンでした。
リーグ最小失点に抑えることができたのも胸を張りたいです。リーグ後半にかけてディフェンスがかなり良くなってきたのはベンフィカの強みでもありました。
シーズンの初めは半年間ハンドボールができてなかっただけに、体が思うように動かずモヤモヤする日々が続きました。
シーズンが始まってすぐ、チームに感染者が出て練習がストップすることもあり、チームメイトと家で汗を流すことも。
やっと試合をこなしていけそうだ!と思ったクリスマスにリーグが3ヶ月ストップ。
モチベーションと自分のプレーの感覚、精度を上げるのにエネルギーを使ったリーグ前半戦でした。
リーグ後半戦は試合感覚を取り戻すのに苦労しました。
GKトレーニングを週に1度は必ず入れてもらって、自分を引き上げていく。その作業の繰り返しでした。
結局練習しないとダメだと思った日々。
でも、試合で得られる感覚や頭をフル回転させることには変えられないと感じつつ、気づけばもうラスト8試合ほどになっていました。
最後は怒涛のように過ぎていきました。
少し昔話をすると、私が22歳の時にポルトガルで世界学生選手権があり、決勝リーグに進出できたのもあって、すごくいいイメージが私の頭の中には残っていました。
それもあってポルトガルからオファーがきた去年の夏、何かのご縁と運命を感じました。
まさかこの国でハンドボールができるとは思ってもいなかった。
人があたたかくて、最高の気候に恵まれているこの国。
女子のハンドボールは正直、他のヨーロッパ諸国と比べて発展途上国かもしれません。
でも、ハンドボールをただひたすら楽しむ選手たちは、私のハンドボールをする原点を見つめ直すきっかけにもなりました。
デンマークとポルトガルでまた違ったハンドボールを経験し、価値ある経験をたくさんしました。
難しいことはたくさんあったけど、挑戦してよかったと本当に思います。
来シーズンはベンフィカとは契約しないことに決めました。
理由は色々ありますが、ワンシーズン自分を必要としてくれるクラブに所属できたのは本当に幸せでした。
たくさんの出会いを今後も大切にしたいです。
来年の夏はポルトガルに遊びに来れるといいな。その時は満員のアリーナでチームメイトを応援できたら嬉しいです!
今後のことはまた書きます。ではみなさん引き続きお体にはお気をつけて!
Tchau!!
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