今、自分が考えていること

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Bom dia! 網谷涼子です。

皆さん、いかがお過ごしですか?

ポルトガルは11月に緊急事態宣言が発表されて早3ヶ月。今現在、新規感染者数と死者数は減る気配がなく、規制もどんどん厳しくなっています。人口比でいくと世界ワーストになった日もあったとか。

練習は毎日できているものの、試合は2月末まで延期にすると1月の初めにポルトガルハンドボール協会が発表。

試合が中止になったり延期になったり、外出できなかったり、スーパーしかいけない生活だったりになんとなく慣れてきた自分がいます。

元の生活に戻って欲しいなっていう気持ちはあるものの、まだまだ先が見えない生活になるだろうなと覚悟しています。

今は流れに身を任せつつ、自分と大事な人の身を守るしかないんだなと言い聞かせています。

 

今日は今自分が考えていることについて書きます。

それは何かというと、GK指導についてです。

私は自分の選手としてのキャリアを終えたら、日本でGK指導をしたいなと考えています。

日本を出る前は、選手を終えたらハンドボールとは全く違う方面のことがしたいなと思っていました。それが何かまでは考えていませんでしたが。

しかし、次の世代の誰かのために自分ができることはないかなと一昨年の夏あたりから思い始めました。

きっかけは他の競技のコーチ、選手と話をするようになったことと、自分自身ハンドボールを始めた頃にGKの技術に飢えていて、困った経験があったからです。

 

指導者の方からよく聞きます、GKってどう指導したらいいのかわからない!と。

全く違いますもんね、やってること。

だからGKをされていた方の経験だとか、知識、メンタリティっていうのは非常に貴重なものだと思ってます。

しかし、今現在GK指導を日々受けているGKはごくわずかだと思います。

日々の練習でGKはほぼほったらかし状態です。(私がそうでした)

それなのに試合で「シュートを止めろ!!」だの「なんで今のとれないんだよ!」と言われても辛いですよね。

だってGKの練習してないじゃないですか!!

声を大にして言いたいですね。

毎日の練習で30分でも10分でもいい。GKだけに特化したトレーニングがあるだけで全然違うし、チームに常に一緒にトレーニングするGKコーチがいたら、全然違うと思います。

コートプレイヤーが1:1や2:2を練習するように、GKももっと細かいトレーニングが必要です。

私は中学生の頃、先輩から教わった基礎をとにかく忠実にやっていましたが、その基礎は本当に基礎と言えるのかどうかも今となっては疑問です。

少し前の自分は「自分のレベルで指導はできないだろうな」とか「説得力に欠けるだろうな、GKのスタイルって色々あるし」と思っていましたが、そんなこともないんじゃないかと最近は思えるようになりました。

というのはプレーはある程度長いことしてきたし、もっとGKの勉強をして、指導経験を積めばできるんじゃないかと今は思っているからです。

今現在のビジョンとしては、講習会を開いたり、出張指導を行ったりしたいなと考えています。もう少し先の話になると思われますが。

そして単発だけではなく、どこかのチームで数年かけて選手を見てみたいなという思いもあリます。

ただ、体は一つしかないのでそれに加えて考えていることは、全国でGK指導をするチームみたいなものを作って、全国各地でGKのレベルアップ、底上げができたらとてもいいなと思っています。オンライン教室もあるとさらにいいな〜。

その指導チームで技術の統一をして、それぞれのカテゴリに適したトレーニングを考えていく。

NTSとか各カテゴリ代表は指導を受けられるけど、そのほかの選手はチャンスがなかなかないと思うんですよね。

いいことはどんどん共有すべき、独占してたら発展はないと思います。

底上げや、ベース作りっていうのは難しいし、すごく時間がかかると思いますけどやりたいですね。

今すぐに動き出すことはできませんが、指導チームを作るときに一緒にやろうぜ!!って言ってくださる方がいたら嬉しいです。連絡ください🙇‍♀️一緒に考えましょう。

 

というわけで Até ja!

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