2021-22シーズンを終えて。
- 2022.03.22
- ハンドボール
スポンサーリンク
みなさん、こんにちは!
湧永製薬の田中圭です。
この名前を使えるのも今のうちなので、使わせてもらいます。笑
シーズン途中にご報告させていただきましたが、改めまして…。
2021-22シーズンをもちまして、湧永製薬を退団します。
退団の経緯は後日ブログに書けたらと思っています。
湧永製薬では3年間プレーさせていただきました。感謝です。
1つの区切りになりますが、お世話になりました。
「車体の皆さん、ありがとうございました」
さて、今シーズンの振り返りをしたいと思います。
まず言えることは、シーズンを通して誰も長期離脱することなく戦えたことは嬉しかったです。
スポーツで怪我は当たり前かの様に起こってしまいますが、大怪我がなくて良かったです。
ただ、個人的に今シーズンは色々な壁にぶつかりました。
試行錯誤を繰り返したのですが、なかなか上手くいかず…。
人生甘くないと感じつつも、パンク寸前になりながらも、考え続けられたことは良かったなと思います。
そのお陰で経験値はたくさんゲットできました。笑
その経験値で成長できたかは、今後の自分に期待したいと思います。
書きたいことは沢山ありますが、今回は印象に残っていることを2つに絞って書きたいと思います。
①日本選手権
湧永に入ってからのシーズンは、これといった結果を出すことができませんでした。
唯一言えることは今シーズンの日本選手権で3位に入賞したことです。
優勝には程遠い結果ですが、それでも結果を残せたことは本当に嬉しかったです。
連戦のハードワークによる疲労さえも嬉しかったという謎のメンタルだったと記憶してます。笑
準々決勝で大同に勝って、準決勝で合成に負けて、チームスポーツの良さと崩れる時の早さを痛感しました。
今回の日本選手権は「何が何でも爪痕残してやろう」と思っていたので準決勝進出を決めたときは、かなり満足してしまいました。
すぐに翌日のためのミーティングがあったので、切り替えを早く出来ましたが、勝ち続けるためのメンタルではなかったと反省したのが後日談です。
チームの可能性と自分の甘さを感じた大会になりました。
「すごく小さく見える?」
②ジークスター東京戦
2巡目の試合がとても印象に残っています。
開幕戦で自分たちの準備してきたことが出せずに敗戦し、その後悔をずっと引きずりながらリーグを戦ってきました。
試合に勝ったことで、引きずってきた後悔を晴らすことが出来ました。
勝因を挙げるとしたら、チームで戦えたことです。
ジーク戦前に琉球コラソンに負けたこと、ジーク戦の前日に子安さんが引退発表をしたこと。
この2つがチームを強くさせてくれました。
コラソンに負けてからの練習の雰囲気はかなり悪く、各々が自分の感情と戦っていたと思います。
プレーオフの可能性も完全に消え、精神的にも疲弊していました。
僕がプレーを続けられたのは、「湧永製薬の主将」これが僕の原動力になったと思います。
とにかく、主将としての立ち振る舞いを強く意識しました。
それから、SNSで子安さんの引退が発表されて、改めて「子安さんとのプレーを楽しむこと」「子安さんのために勝ちたい」と思わさせてくれました。
おそらくこれは、チーム全員が感じたことで、気持ちが一つになれたんだと思います。
何より試合中の子安さんの迫力は隣でDFしていても強く感じました。
「目の前の相手に勝つ」という気持ちが全面に表れていて、その気持ちはチーム全員に伝染していました。
試合終了後は何人も男泣きしていましたね。 ※僕は泣いていません。
みんな色々な事を背負って戦っていたんだと感じました。
「事柴トレーナーの猛ダッシュが印象的」
2021-22シーズンの湧永製薬の成績は、7勝1引分12敗で8位で終了しました。
チーム目標は、プレーオフ圏内の4位に入ること。
この結果は、目標とはかけ離れたものとなり、力不足を痛感しています。
やりたい事と、やっている事とのギャップを感じたシーズンで、ハンドボールの難しさを再認識しました。
もうこのチームメイトとプレーすることは出来ませんが、本当に大好きなチームです。
良いチームメイトに恵まれました。
苦しいシーズンだったことは間違いありませんが、そんな中でもハンドボールをやらせていただける環境であったことに感謝です。
今シーズンも、ありがとうございました。
またどこかで会える日を楽しみにしています!
それでは今回はここまで。
Sziasztok!!
スポンサーリンク
-
前の記事
ご報告 2022.03.18
-
次の記事
秩序,自由と規律,支配と共生 2022.03.28