ラダートレーニングへの考え方が変わった!

ラダートレーニングへの考え方が変わった!

スポンサーリンク

Dobar dan!!

こんにちは!網谷涼子です。

今回はラダートレーニングについて、ここ1年間で私の考え方が変わったので書こうと思います。

まず最初に・・・ラダートレーニングをしてどうなりたいか?

”速くステップが踏めるようになりたい!”

”足捌きを軽やかに!!”

”コーディネーショントレーニングとしてやってる!” などなど。他にもあると思いますがみなさんはいかがですか?

フェイントのイメージを持ってラダートレーニングを行なっている方も多いと思います。

ソニーでプレーしていた頃、私も毎日のようにラダートレーニングをしていました。

GKに必要なトレーニングであることはわかっていたし、単にラダーが下手だったのもあります (泣)

一緒にプレーしていた飛田選手はとにかく正確で速いステップを踏むので、それに憧れて「私もこうなるんだ!」とゴールに入っていない時間はゴール裏でよくラダートレーニングをしていました。

そして、それが実践・自分のキーピングに繋がっていけばいいなと思っていました。

 

デンマークに来て、ん?と思ったこと

デンマークでラダートレーニングを練習に取り入れているチームって多いなと感じました。

小学生くらいの年代の選手が、体育館の外の通路で楽しそうにラダートレーニングをしているのも見たことがあります。どの年代の選手もすごく上手だな〜と見ていました。

そこで「ん?!」と思ったことは、

”ラダーをしながらたくさん手を動かしている”です。

見た目はとても速く窓拭きをしている感じ!下半身と上半身が全く違う動きをしている!

そして、”スピードはそこまで速くない、けどラダーを踏まない” これが誰も何も言わないけど徹底されているように感じました。

今まで私が意識してたスピードとか足運びというのを意識してる選手はあまりいないなと違和感を感じました。

どうやるのが正しい???

そう思うと私は今までGKの構えをして、足だけを一生懸命動かしていたな〜と思いました。

みなさんはどうですか?

速くステップを踏むことだけを意識して、上半身に力が入って固まったまま、ラダーだけを見て、超ハイスピードでラダートレーニングをしていませんか?そしてそれがすごいと評価していませんか?

それって実践に近い形なのかな?と思っています。

上半身がガチガチに固まったままフェイントはできないだろうし、GKであれば正確なステップを踏めても瞬間に打たれるシュートに対応できるとは思えないです。

10回中、10回ラダーを踏まずに正確にステップ踏むこと、上半身が違う動きをしていても正しくステップを踏むことが大切なのではないかなと。

けど色々モヤモヤしたので、ラダーといえばサッカー選手だ!!と閃いて、数ヶ月前に友達に連絡してみました・・・。

 

サッカーのホペイロをしている友達にきいてみた!

名前は神原(かんばら)くん。大学の同級生です!

神原くんはブンデスリーグ2部のドレスデンというチームのホペイロをしています!彼はとってもポジティブなので元気をもらえるはずです!ぜひTwitterのアカウントを覗いてみてください!!→@chKAN0423

神原くんに「サッカー選手はどういう感じでラダートレーニングをしているの??」と漠然と質問してみました。そして、なぜあんなに華麗に素早く正確にラダーができるのかも。

 

神原くん「うーん、サッカーは足捌きよりもコーディネーションっていう要素が強いよね〜」

網谷「え!そうなの?!」

神原くん 「速さよりもラダーを踏まないってことをめちゃくちゃ意識してるし、速くてもミスが多ければ監督に怒られるよ!笑」

網谷「なるほど〜。なんか意外だな〜。」

神原くん「あとは、爪先から指先、頭まで1つにつなげるイメージだね!」

網谷「ん?どういうこと?!!」

神原くん「いかに上半身と下半身で違うことをしても、混乱せずに動けるか!時々、選手も”ああああ〜〜”って混乱してるよ!笑 そういうメニューが多いしね!」

網谷 「💡💡💡足を手のように使うサッカー選手達は、ラダートレーニングで脳と体を繋げてるのか!」(網谷の解釈)

という感じで、深い話を聞きました。

 

具体的にサッカー選手たちはどんなメニューをしているのか

これはまだ神原くんからしっかり聞けていないので、今度聞いておきます。すみません🙇‍♀️

少し教えてもらったものを紹介すると、

1マス目に1歩、2マス目に2歩、3マス目に3歩・・・・というようにマスに踏むステップ数を増やしていくというもの。

これはなかなか面白いです!それに加えて上半身は全く違うことをする。例えば上下に腕を振ったり、腕を左右に開いたり閉じたり・・・なんでもいいそうです。ダンスみたいな動きをしても難易度が上がりそうです!頭、肘、腰を順番にタッチしていくのもかなり難しいと思います。

そう思うとラダートレーニングっていろんなことができるトレーニングだなと改めて感じます。みなさん時間がある時にぜひトライしてみてください!

ということで結論

ラダートレーニングのやり方というのは本当に色々ありますが、正確にステップを踏むことと、他の動作もプラスしながら、できる範囲でスピードを上げて行うことで、より効果的なトレーニングになるのではないかと思います。

そして、どんどん脳と体を繋げていこう!

自分の今までのラダートレーニングを改良して、より頭と身体を繋げるようなトレーニングかつ、華麗にステップを踏めるよう練習して実践に繋げていきたいと思います!

 

今回も読んでいただきありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

 

スポンサーリンク