英語が通じる場所では英語に逃げがち問題

英語が通じる場所では英語に逃げがち問題

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みなさんこんにちは!ザグレブでの試合と合宿を終え帰還しました.SHUN(@plassper)です.

試合ではケガ人が出てしまいましたが,日本語をたくさん話せてとんでもなくリフレッシュできました.

 

だいぶクロアチア語や英語で会話することにストレスがなくなってきたように感じていましたが,母国語はやはり安心感というか,会話の心労度が全然違いますね.

 

というわけで今回は言葉についてです.

先日,独学でクロアチア語を学習した方法まとめをブログに書きましたが,今回は学習に拍車を掛ける理由や心の変化について書いていこうと思います.

 

英語が公用語ではない国で生活している皆さん,こんなことはありませんか?

 

「英語が通じると英語で会話しちゃうからなかなか現地の言葉が覚えられないんだよね~」

 

そうです.英語に逃げちゃう問題です.(英語が簡単とか現地語が難しいとかそういう問題ではありません)

 

英語も全然できないとしても中学校で習ったことを思い出して話すと何となく生活できちゃうから知識がほとんどない現地語が身につきにくいよね問題です.

 

私も来て数か月は本問題に直面していたのですが,いつからか私にとっての現地語であるクロアチア語を積極的に使うようになりました.

 

何が理由でクロアチア語を自然と優先していくようになったのでしょうか?一つずつ分解していきます.

 

クロアチア語を使わざるを得ない理由

これは単純な理由です.

 

私の仕事柄,小学校低学年又はそれ以下の年齢の子どもたちと話す機会が毎日ありました.

子どもたちは英語や日本語は話せませんし,当然のようにクロアチア語で話しかけてきます.

 

思ったことを即座に話しかけてくるのです.

明日誕生日会に行くとか,転んだとか,あいつが押してきたとか,何歳なの?とか

 

毎日の仕事(練習)がクロアチア語を使わざるを得ない場面であったというのが一つの理由です.

 

それを逆手にとって「これ(この動き)なんて言うの?」って子どもたちに聞いて逆に教えてもらったりもしました.そうするとこちらに注意が向いてくれるしいいことだらけです.笑

 

周りに溶け込める?

クラブ内では子どもたちと話し,上級生や保護者,クラブ関係者の方たちとも簡単なやりとりは少しずつ覚えたクロアチア語を使うようになっていきます.

 

具体的には,挨拶,「腹減った?」,「いる?いらない?」とかです.(めちゃくちゃ簡単)

 

他のクラブのコーチや街で会う人々とはこの時点では英語で話すことになるのですが,ある方より「クラブのやつの顔色気になるかもしれんけど無視して他のコーチとどんどん話した方がいい」とのアドバイスをもらいました.

 

その後,クラブでやっている通りわかる言葉はクロアチア語を使うようにしてみました.

 

するとどうでしょうか.英語だけでコミュニケーションを取っていた時よりも,周りの人たちに認められていくような,溶け込んでいくような,仲間になったような感覚がありました.

 

その感覚が嬉しくて,次会う時はより多くの会話をクロアチア語でできるように,他の話題にも触れられるようにと語学学習のモチベーションを自然と保つことができました.

 

これが1番大きな心の変化だったように思います.

 

私は溶け込めて嬉しい,そんな体験がありましたが成功体験は人それぞれ.でもわかる言葉は英語とごちゃまぜでも使ってみることをオススメします.

今回も読んでいただきありがとうございました.

 

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