秩序,自由と規律,支配と共生
- 2022.03.28
- PLASSPER
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こんにちは.こんどうしゅんです.
最近は新しいことの準備をしたり,30歳にして初めて確定申告をしたり,身の回りのことで変化があったりと,対応すべきことが多い日々を過ごしています.
日本で柔道コーチングを始めてから1年と少し.4月からは2シーズン目に入ります.毎日真剣勝負なわけですが,クロアチアにいたころとはまた違った課題を持ちながら過ごしています.
集団が違えば課題が違うことは当たり前なんですが...
毎日悶々と考えているので一部を記録に残しておこうと思います.
・集団の目標と個人の目的は違う
ある集団の目標(インターハイ出場とか上位入賞とかインカレ2回勝つとか)と個人の目標,目的は違います.
そこを混同してしまうと日々のトレーニングが上手くデザインできないので目標を共有することの必要性を日々感じています.
・集団の秩序が必要.それは自由(モラル的なもの)と規則で規律が作られる
目標を達成するためには好き勝手にトレーニングを積めばいいわけではありません.集団が進んでいくための秩序が必要になるわけですが,これは自由と規則の揺れ動きでできていると思います.あくまで強制や支配ではなく規則です.それによって規律が生まれ秩序につながっていきます.
全てに自主性を求めたり,すべてを規則で縛ったりするのも良くないので中庸を取るバランス感覚が求められます.
分かりにくいですが備忘録なので許してください.
・必要だけど抵抗があることと主体的に頑張れることのバランス
ほとんどの方が反復練習や地味な練習はできればやりたくないと思います.でもそういった練習が特に大事だったりします.
実力をつけるには薄い紙を一枚一枚積み重ねるように毎日同じことの繰り返しが必要なわけです.
で,抵抗ある練習をやるためには?になりますが,それはもう成功するためにはこのステップが必要と選手とコーチが理解して進んでいくのが一番なのかなと思います.
・この人の言うこと聞けばなんか起こるっていう信頼関係
上の箇条書きをコーチと共にこなしていくためにはやはり信頼関係です.とにかく話すこと.全体に向かって指示を出したからokなんてことは絶対にありません.
頑張ります.
・ネガティブな感情からはポジティブな感情が生まれない
最後に最近一番感じることですが,できなかったから罰ゲーム的に何かを課したりすることがありますが,これではさらにやる気が低下してしまう場面をよく見ます.
前半に書いたように自由にモラルを持ってできない時の対処は支配ではなく規則を作っていくことだと思いますので,こなしやすい規則を設定していく必要があります.
選手と一緒に進んでいけるように頑張ります.
でした.
また気づいたら備忘録として書いていきたいと思います.それではまた.
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