出張GKトレーニング!

出張GKトレーニング!

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みなさん、こんにちは!網谷涼子です。ご無沙汰してます。

ポルトガルから帰国して早いもので3ヶ月が経ち、新しい生活に少しずつ、少しずつ慣れてきたところです。

海外でのシーズン中はハンドボールに没頭する毎日でしたが、こうして日本に帰国して家族をはじめ、友達や大事な人が近くにいるというのは嬉しいし、あったかいなと日々感じます。

競技生活を終え、帰国してからの3ヶ月間。いろんな気持ちの変化や、この先どう動いていこうか、なんとなく感じる漠然とした焦りと生活を成り立たせないといけない、何かが迫ってくる感覚がありました。

引退された方はみんなそういう気持ちを抱えて、次のステージへチャレンジしていくのだと、自分が経験して知ることができています。また違ったエネルギーが必要なんだと。

今回はタイトルにもあるように、GK指導をさせてもらったことについて書きたいと思います。

緊急事態宣言解除直後にGK指導をお願いしたいという連絡をいただき、千葉県の幕張総合高等学校にお邪魔しました!

女子3人、男子2人の計5人とGKトレーニングをし、CPはひたすらGKのためだけにシュートを打つという最高の環境で指導をさせていただきました。

実は事前にそれぞれの課題と目標、私と一緒にトレーニングしたいことを教えてもらっていて、課題は三者様ではありましたが、今回は基本動作の修正とポジショニング、アウトスペースからのシュートをメインにやりました。

トレーニング内容は大まかにこんな感じ。

1 W-up+GKサーキット

2 ストレッチとボール遊び

3 基本動作の修正(上と下の止め方、足運び)

4 シュートを受ける(2の修正を活かして、通常行っているGK W-up)

5 ポジション別からのシュートを受ける

6 質問タイム・ストレッチ

 

選手達とそれぞれの疑問を解決していく作業というのは、もちろん時間がかかります。

しかし、5人とも高い集中力で自分のものにしようと最後まで意識し続けた結果、数時間で見違えるほど変わりました。日々GKの技術や練習方法に飢えている選手と本気でトレーニングをするということを、これからもっと増やしていきたいと改めて思えた瞬間でもありました。日本各地にたくさんいるそういった選手のために動きたい。

 

選手が「うわ〜」と感動したり、少しニヤニヤっと表情が変わるのを見て、GKというポジションは最高にクールで、勇気のいるポジションなんだと選手は感じてくれたと思います。

でも、残念なことに1日で上手くなる魔法みたいなトレーニングはなくて、いかにシンプルなことを毎日意識してトレーニングできるかどうか。選手達には伝えましたが、それは紙を毎日積み重ねて行くようなもので、増えていっているのか、変化しているのかわからないこともあります。でも少しずつパフォーマンスとして現れてくるまでやり続けることが必要なんだと。

後日、幕張総合高校の監督さんから生徒の練習ノートの写真をいただき、そこにはこう書いてありました。

「6月のインターハイ予選で結果を出せるように頑張る!守護神に相応しいプレーがしたい!!ワクワクしました!!」と。

心から湧いてきた気持ちに選手自信が応える。

その感情と目標を発見し、そこに対して選手がしっかり取り組めるというのが最高の形。

そのきっかけ作りをもっとしたいと思います。

選手に対するアプローチ、指導経験、知識など、少しずつ私も成長できるよう頑張ります。

幕張総合高校の皆さん、このような機会をいただきありがとうございました!!

 

以上です。

 

 

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