スポーツは不急だった．

こんにちは．こんどうしゅん（@plassper）です．

前回のブログで，クロアチアでの活動に一区切りをつけざるをえず，拠点を日本に移すことについて書きました．

失業します．

その前後で僕から連絡したり連絡をいただいたり，周りの方々の優しさが本当に身に染みています．

ありがとうございます．

いろんな方から，

”クロアチアは大丈夫か？”

”まずは無事に帰って来いよ！”

”体調崩してないか？”と真っ先に心配してもらい，それもまた染みました．

ぶっちゃけ，みんなに結局オリンピック行けてねえじゃんｗとか言われると思っていた僕は，優しい言葉をかけられすぎてそれだけで救われました．

そして，二言目には，

”なんかできることがあったら言えよ！”

”俊のやりたいこととこれなら合わせられるかもしれない”，とすぐに僕の次の活動について考えだしてくれたみんな，本当に元気づけられました．

そんな中，一人だけ（これはまじで一人だけ），このまま終わっていいの？少しでも戻れるチャンスがあるならそれに賭けてもいいんじゃ？と言ってくれた人がいました．

その彼は，筑波での6年間でおそらく最も一緒に飲みに行ったやつであり，僕がハンドボールにも関わりたいと思うきっかけになったやつです．昔からそうですが，忖度なしに恐ろしく僕の心のモヤモヤをついてくるやつです．

意見はいろいろあれど，自分ごとのように相談に乗ってくれた方たちには本当に感謝です．そういう人たちをこれからも大切にしたいし，自分もそういう存在でありたいですね．

あとは，この隔離期間からトレーニング再開までの期間，いろんなことを考えました．

この先のこと，スポーツとは何なのか，柔道とは何なのか，とか

でもまずは生きること，大切な人を守ること．いくら考えてもそういう結論にしかなりませんでした．

その土台があった上で初めてスポーツを楽しめる，自分の目標に向かって進んでいけると．

僕の人生でスポーツはなくてはならないものだったけど，地球では不急のものだったし，有事の際には確実に優先順位が下げられる，そういうことを突き付けられた数か月間でした．

そして，スポーツは生きる上で不急なものだけど，生活を豊かにしてくれる力もあると改めて思いました．

だからこそ，アスリートやスポーツが歓迎されるような場所を作りたいし，そうであるためにできることをしたいなと思っています．

話がごちゃっとしてますが今はこんなことを考えています．

どこに住むのかもまだ決めれていないけど，前向きに，生きていればなんとかなる．

大切な人たちを守れるように，やっていきたいものです．

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