石川モデル通信 #1

石川モデル通信 #1

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こんにちは。石川県で柔道指導に携わっている近藤俊といいます。

 

コロナ禍に入ってから石川県に移住して、幼児~小学生~中学生~大学と幅広い年代の指導にあたっています。高校カテゴリーはできていません。。

その後なんだかんだあって、全日本柔道連盟が策定した長期育成指針(Long-Term Development)、LTDMに基づく育成事業、「石川モデル」の実行責任者をしています。

長期育成指針 https://www.judo.or.jp/cms/wp-content/uploads/2023/08/%E9%95%B7%E6%9C%9F%E8%82%B2%E6%88%90%E6%8C%87%E9%87%9D_A4-2.pdf

全柔連登録者が激減していく中、石川県は不名誉なことに減少率でトップを走っています。柔道人口の激減に歯止めをかけるべく、柔道の価値がより多くの方に伝わるように石川モデルは動いていきます。

その中で一つ大事になるのは「伝統的パスウェイ」から「革新的パスウェイ」への転換。

いつどこで柔道を始めてもいい指導に巡り合えるようにしよう、再現性のある環境を整えようという大きな流れです。まずはこれを県単位で実装、日々尽力されている指導者の先生方を補完するような様々な取り組みを実行していきます。

※パスウェイ「道」「進路」「方針」。

※アスリート育成パスウェイ「子どもがあるスポーツに触れてからトップアスリートに至るまでの過程」 https://pathway.jpnsport.go.jp/

 

柔道においてはトップアスリートになることが最上位ではなく、世を補益することが目的であるため、長期育成指針が策定されたわけです。我々はそのグランドデザインに乗っかって柔道を広めていくといった次第です。

 

新しい試みや仕組みを作ろうとすると何か自分から奪い取ろうとしてるんじゃないかなんていう疑いの目を向けられることも多々ありますが、そんな気はさらさらないので早くみんなで頑張りましょう。みんなが当事者です。

 

これから月一よりちょっと多いくらいのペースで石川モデルの進捗や経緯、思いをまとめていきたいと思います。

他県の指導者の先生方でもこのやり方を取り入れたいという方がいれば是非連絡ください。全部真似していいです。

 

#2に続く

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