2019−2020シーズン終了

2019−2020シーズン終了

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God morgen!

こんにちは、網谷涼子です。

4月7日の午後、チームのGMからシーズン終了のメッセージが届きました。

DHFが正式に2019ー2020シーズンを終了することをお知らせするものでした。

結果はトップリーグの最下位のチームが1st Divisionに降格。そして、1st Divisionの1位のチームがトップリーグに昇格する形で今シーズンは終了となりました。

私のチーム(Ringkøbing)はリーグ戦2位で、入れ替え戦を戦うことができず1st Division残留となりました。

ラスト2試合を残してシーズンは終わってしまったわけですが、入れ替え戦は最大6試合あったので、計8試合も残っていたことになります。その中で自分自身が成長できるチャンスはたくさんあったと思うし、チームがトップリーグに浮上できるチャンスは充分にあったのを考えると非常に悔しいです。

シーズン終了になった場合のことを考えてはいましたが、少しの可能性を信じてトレーニングをしてきただけに非常に悔しいです。シーズン終了の事実を受け止められない自分もいます。

しかし、今回ばかりは全世界がそういう状況。

今はとにかく最大限の予防と、正しい情報を見極めて行動すること、コロナウイルスが終息するのを待つ。これに尽きると思います。

コロナウイルスが終息して、また全世界がスポーツで盛り上がる日を楽しみにしています。

 

少しだけ、今シーズンについて振り返ろうと思います。

私の初めての海外シーズン。一言でいうとたくさんの方々に助けられた1年間でした。

顔も言葉も文化も、何もかも違う私をあたたかく迎え入れてくれたこのチームに本当に感謝しています。

チームメイトだけではなく、試合に応援に来てくれる地域の方々にもいつも声をかけてもらえて本当に嬉しかったです。チームの一員なんだなっていつも感じていました。

結果だけ考えると悔しい思いをしたことの方が圧倒的に多かったです。

シーズンの序盤はチャンスをもらってプレーしていましたが、シーズン中盤でなかなかチャンスをもらえない期間もありました。ただ、どういう状況であれしっかりトレーニングを積んで、チャンスがいつ来ても結果を出せるようにというのは日本にいた時からやってきたので、気持ちを切らさずプレーできたつもりです。

それでもやっぱり納得が行かなくて、監督に何がダメなのか聞いたこともありました。

そしてシーズン終盤、プレータイムは伸びてきましたが、結果が出せた試合もあれば、全くダメだった試合もありました。それは当然なのかもしれませんが、ずーっと悔しくて、何がダメなのかモヤモヤして・・・。トレーニングやスカウティングの方法を常に試行錯誤しました。時には学校の先生にも聞きました。笑

しかし、そんな私を見かけてチームメイトはいつも声をかけてくれたし、相方のゴールキーパーは持ち前の明るさで元気付けてくれました。

監督も私の話に耳を傾けてくれました。

技術とかディフェンスとのコンビネーションとかデンマークで学んだことはたくさんあります。しかし、ハンドボールをしていて ”私幸せだな” って思えた、しかもデンマークで。本当にここに来れてよかった。これ以上のことはないのかなと思っていて、本当に自分にとってかけがえのない1年になりました。

今思えば悔し泣きより、嬉し泣きの方が圧倒的に多かったな・・・。

自分にとって思い切った挑戦だったけど、挑戦してよかった。そんな1年でした。

来シーズンについてはまた決まり次第、皆さんに報告できたらなと思っています。もう少しプレーします。

生活にいろいろな制限がかかっていて、家で過ごす時間が長くなっています。それはそれでストレスを抱えている方々多いと思います。今は肩を落とさず、できる限り前向きに過ごしていきましょう。

先のことはあまり考えすぎず、1日1日をどう楽しむのか。私はそれを大事にしていこうと思います。

今回も読んでいただきありがとうございました!

 

 

 

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