知ることで変わること
- 2019.10.21
- ハンドボール
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みなさんこんにちは。
先日、このような記事を見ました。
チケット販売苦戦、まだ2割 世界女子ハンド、てこ入れ策検討
熊本日日新聞朝刊
11月30日から開催される女子ハンドボール世界選手権のチケット販売が苦戦を続けている
という記事です。
この理由に、日本でハンドボールがあまり人気ではないからということや
ハンドボールに関わってない人が見に行くというところまで行き渡っていないということが
あげられると思います。
ハンドボールは日本でなぜ人気が出ないのだろうか。
そのことについて、ここ数年で人気の出てきたラグビーと
比較して書いていきたいと思います。
現在、開催されているラグビーW杯では、日本代表は準々決勝で南アフリカ代表に
惜しくも敗れてしまったものも、大きな話題となったと思います。
そして、多くの人が会場に足を運び声援を送っていたと思います。
僕自身も、インターネットで速報を見ながら日本代表を応援していました。
このラグビー人気はいつから始まったのでしょうか。
そのきっかけとなったのは間違いなく、2015年の南アフリカ代表に勝ったことだと思います。
でも本当にそれだけでしょうか?
他にも様々な要因があると思います。
そうでなければ勝たなければ人気にならないというふうになると思うんですよね。
でも現実問題、勝つことによってメディアに取り上げられ→知れ渡るというサイクルが
できているのも確かです。
ハンドボールにもきっかけになりそうな瞬間はありました。
それは2007年、中東の笛問題で、前代未聞のオリンピック予選やり直しが行われました。
この問題は大きく取り上げられ、それまでメディア露出の少なかったハンドボールは
大きく注目されました。
しかし、やり直しの試合は敗れ、オリンピック出場は叶わず、メディアに取り上げられることも
徐々に少なくなり、盛り上がりは沈静化してしまいました。
この試合に勝っていればと思う人も多くいると思います。
でも先ほども言ったように、それだけで人気になるのでしょうか。
勝っていれば話題にはなっていたと思いますが、オリンピックに出場というだけで
人気になるかはわかりません。
ラグビーにはあってハンドボールには何が足りないのでしょうか。
そして、自分たちには一体何ができるのでしょうか。
これなら僕たちでもできるのでは?と思ったことを書いていきたいと思います。
1つ目は、『知っている』という人を増やすこと。
今回のラグビーW杯において、ルールがあまりわからないけれども
見ているという人はたくさんいると思います。
それは自分ではやっていなくても、何かラグビーという言葉に触れてきたからではないでしょうか。
例えば、ラグビーといえば「One for all, all for one」というフレーズがあったり、
ラグビーの聖地は「花園」と知っていたりと潜在的に触れてきたのではないかと思います。
そして今では、SNSを使えば簡単に触れることができます。
これならハンドボールにおいてもできますよね。
この人がすごい!ってことやこの人イケメン!と思って拡散をしたり、
今回の熊本世界選手権の記事を拡散することでも
『知っている』という人は増えていくと思います。
要するに、ハンドボールのルールを知らない人がルールは知らないけど
ハンドボールといえばこれだよね!というようなネタや
見に行ってみたいと思ってもらえるように行動することが大切なのではないでしょうか。
2つ目は、『みんなで』何かをするということ。
人が興味を持ち話題とすることは、元々知っていることや、身近なことが多いと思います。
つまり共通話題にできること。
人には「周りの人が見て盛り上がっているから、自分もついつい見てしまう」だったり、
「自分も見ないと話題に乗り遅れてしまうかも」という感情があると思います。
それが今回のラグビーW杯には当てはまると思います。
これはハンドボールにおいてもやれる事ではないかと思います。
ハンドボールでは、セーブも得点も多いので盛り上がれるタイミングが多くあります。
競技を知らなくても、みんなで盛り上がれると思いませんか?
そして実際に見たら応援に感情が入ると思います。
感情が入れば記憶にも残るし、充実します。そして、人に言いたくなります。
そのようにして、ハンドボールを知っている人、好きな人がハンドボールを
知らない人を巻き込むことが必要なのではないでしょうか。
この2つのことならば誰でもできることだと僕は思います。
もちろんメディアに協力してもらうのも大事ですが、人気になってほしいと思う人も
行動に移さないといけないと思います。
そして、世界選手権、オリンピックでハンドボールが終わるわけではありません。
これをきっかけとしてハンドボールが人気になり、人気が続いていくことが最大の目的に
なってくると思います。
このようにブログを通して何か少しでも知るきっかけになってもらえればと思います。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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