みんな支えてもらって生きている,という話
- 2019.02.12
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ヨーロピアンカップ(ヨーロッパ選手権の出場条件と連盟が定めている大会)でやっと入賞者が出てくれました!やってきたことが少しずつ形になってきているような気がして喜んでいるSHUN(@plassper)です.
今回はこちらのツイートをもとに書き進めていきたいなと思います.
本当にみんなに支えられて生きている。
ズボンのポケットにパスポートと財布入れてて、ズボンごとなくなったんだけど、みんな探してくれてなんか全部見つかった。
本当にありがとう。— SHUN@クロアチア在住柔道家 (@plassper) 2019年2月11日
みんなに支えられている
年末の日本遠征に続いてまたしても財布を無くしてしまいました...
今回はパスポートと履いていたズボンまで...
なぜ履いていたズボンがなくなるの?
って???全開の人もいるはずなので軽く説明を.
柔道の大会では,ファイナルブロックの際にはコーチはスーツを着てコーチングボックスに立たなければなりません.
ファイナルブロック前にスーツに着替えてその時脱いだズボンごとどっかにいってしまったんですねー.
結局見つかりました!ほんとによかった.
みんなが探してくれたり,いろいろ手配してくれたり,本当に感謝の気持ちでいっぱいです.
このブログは日本語で書いてるので今回迷惑をかけてしまった皆さんには伝わらないのだけど,これからの生活で恩返ししていければと思っています.
今回こんなことがあって「いろんな人に支えられて生きている」ということを改めて実感したわけですが,これまでの人生でも何回もそういう体験がいくつもありました.
柔道の先生たち
「支えられて生きている」という実感.そのうちのいくつかを紹介したいなと思います.
小学生の時の話.
私の出身地では小学4年生になる時に部活動がスタートします.(今は部活じゃなくてスポーツ少年団みたいな形かもしれません)
といっても人数が少ないので野球しかないのですが,私もみんなと一緒に始めます.すでに柔道に通っていた私はどちらも週2-3回ずつの練習になります.
新しく始めた野球をやりたい私は道場の先生に柔道やめたいと相談しました.
そこで先生は「辞めるなんて言わずに週に1回でもいいから,忙しかったら一回柔道を休んでまた来たらいい」と言ってくれました.
その時,そんな感じでいいのかとほっとした気持ちになって,それ以来柔道をやめたいと思うことはなくなりました.
結局どちらも全力でやるだけやって中学校からは柔道一本に絞ることに.
中学の部活動の話.
当時の先生には人生観というかいろんなところで影響を受けていると思います.
- なんでもシンプルに
- とにかくやる
- 数をこなせ
- 頭を使え
- 気づいたら勝ってるやつが一番強い
こんな先生だったのですが,2年次→3年次に転勤になります.
ですが,転勤後も中学生の私でもわかるくらい変わらず助けてもらいました.手当も何もないボランティアみたいなもんです.一言では言い切れないですが,本当に感謝しています.
高校の時の話.
3年のインターハイ予選の決勝で負けてしまった私ですが,試合後先生に呼び出されます.
今更何をと一瞬思いましたが,先生は一言「勝たせてやれなくてごめん」と高校生の私に向かって謝るのです.
負けたのは私なのに,真剣に考えてくれて,支えてくれていたことを実感しました.
というように幸運にも尊敬できる先生方に出会い,たくさんの方々に支えられて競技を続けることができ,柔道指導者を目指すことに.その後の歩みは ”僕がクロアチアでナショナルチームに携わるまで” に書いてるので読んでみてください.
支える側へ
大学に入って,たくさん支えられていたのに対し,少しずつ支える側に回ることもちょっとずつ出てきます.先輩後輩や友人,組織を.
その中で,支えるというのは横の関係だけじゃなくて,次世代につなぐことも大事なのかもなーと考えることが増えてきました.
でも,みんながみんな尊敬できる方に出会えるとは限らない,やりたい時にできるとは限らない.
私にできることは何かと考えた末,みんなが集まれる場所を作ることなのでは?に行きつきました.
そこでこれです!
私が多くの方に支えてもらい成長してきたように次世代の子どもたち,スポーツをしたい人たちをサポートできる環境を作りたいです.
実現にはまたまた多くの人に支えてもらうことになるのだけれど,みんなで一緒に未来のためにやってみませんか?
興味のある方はコメントなりDMなりいただけると嬉しいです.
Twitter: @plassper
Facebook: @plassper
Instagram: @shunkondo_24
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