日本でどうすれば柔道人口が増えると思いますか?
- 2021.05.07
- PLASSPER
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こんにちは.こんどうしゅん(@shunkondo_13)です.
質問箱を設置しているのですが,こんな質問をいただきました.
単純に考えると,始める人を増やすこと,辞める人を減らす,辞めた人が嫌悪感を抱かないことになると考えています.
あとは楽しむだけ,技の奥深さを追求する,強化とか目的に合わせたクラス設定もあると敷居が低く…続きは質問箱へ #Peing #質問箱 https://t.co/i0PqqG9auO
— 近藤俊 (@shunkondo_13) May 7, 2021
真面目に回答していたら思いのほか長くなってしまったので,ブログにそのままのっけておきます.
僕の私見と僕の立場からできると考えていることです.
それではどうぞ.
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単純に考えると,始める人を増やすこと,辞める人を減らす,辞めた人が嫌悪感を抱かないことになると考えています.
あとは楽しむだけ,技の奥深さを追求する,強化とか目的に合わせたクラス設定もあると敷居が低くなって続けやすいような気がします.
ですが,ボランティアベースの運営,部活で一旦切り離される,大人のための練習環境が用意できていない,道場は何かの付属のケースが多いなどなど,様々な理由が絡み合って普及や上記のようなクラス設定に注力できる人材がなかなか生まれにくい環境にあると思います.
ですから指導者,普及活動にあたってくれる方の待遇改善,道場学校連盟の連携を密に取ることが重要になるのではないでしょうか.
ここまではよく言われている話ですので大したことないのですが,次は実際に指導者や柔道を仕事にする(選手もまたしかり)にはどうする?みたいな話になってきます.生活するにはお金が必要ですし.
理想は専業コーチなわけですが,現在よくある設定ではそうもいきませんので,兼業コーチになってもらう+融通の利くorそれぞれのスキルを仕事にしていく状態になってもらうかなと思います.
それで,僕なんかが作っていかなければいけないのが,兼業コーチで給料をもらうという概念作り,コーチの副業としての仕事作りと個人的に使命感を持っています.
仕事は配送やら農家さんのヘルプやらマンパワーの必要かつ柔道家の力を活かせる仕事になるのではないかなと思っています(安易だけど).教員やプログラミング,その他専門職となると僕がやるより自分でやった方が早いってなると思いますのでそういった人材が出てくることはもちろん歓迎です.
あと普及に関してなんですが,柔道が面白いと思ってもらうためには,知ってもらう必要があるし触れてもらう必要があると思います.
地道に体験教室を開いたりいろんなところに出張したりイオンや広場に畳を敷いて柔道してみたりしていくのが近道なのではないでしょうか.で,それに注力できる人が必要ですよねってことです.
他スポーツと合同で体験会を開いたり,柔術と共同の道場にしたり,道場をヨガや健康体操,習字,HIITトレーニングの場所として開放していくのもありと思っています.世の道場主さん方はどう考えているか分かりませんが僕個人としては敷居を低くしたいです.
余談ですが道場学校連盟の連携については,しがらみのない人が間に入るのが手っ取り早いと思います.今それをしようとしています.
柔道界頑張りましょう.興味があれば一緒にやりましょう.
とまあこんな感じです.まだ思いっきり構想段階のものが多いのであまり具体的ではないですが,一言でいうとみんな連携して,コーチや柔道そのものを主の仕事にして地域に貢献できる仕事を作っていこう!
ってことです.言うだけなら簡単なんですけどね.まずは一緒に走ってくれる仲間が欲しいところです.
柔道をいろんな方面から知ってもらいたいとの思いで,今は仲間たちとこんなプロジェクトを立ち上げています.
柔道を題材にしたトランプと嘉納治五郎師範の言葉を記した日めくりカレンダーです.
是非チェックしてみてください.
柔道コーチングアプリのCOSOTTO
トレーニングツールのHajime
最後宣伝ばかりになりましたがこんな感じで一歩ずつ形にしていけたらなと思います.
それではまた.
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