JHL2020-2021 MVIを振り返ろう
- 2021.03.16
- PLASSPER
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みなさん、こんにちは。
プレーオフも終わり、MVIの2020-2021シーズンが終了しました。
今シーズンの結果は、
9勝5敗2分の勝ち点20で4位でプレーオフ進出
プレーオフ1stステージ MVI 21 (8-9,13-18) 27 Sony
5年連続プレーオフ進出も今年も1stステージ突破ならず、今シーズン掲げていた日本一という目標に対しては、残念ながら達成することができませんでした。
では、もう少し細かく今シーズンを振り返っていきたいと思います。
昨シーズンのMVIは、40分~50分の時間にOFが停滞してしまい、点差を放されてしまったり、勝っていても点差を縮められたりするケースが多くありました。(特に上位チームに競り負ける時)
それが下の図になります。
(10分間の得点。その10分間で勝っている時は青の背景、同点は黄色、負けている時は赤になっています。)
その要因としては、怪我やコンディション不良でバックプレーヤーの交代がいなかったことがあげられます。
今年は、リーグ前にこの40分~50分の時間を改善しようと取り組んできました。
1試合の中で同じメンバーで60分間戦うのではなく、人と戦術を変え、OFが停滞しないように、また頭を休ませてもう一度フレッシュな状態でコートに入っていけるようにしていきました。
その結果、概ね改善はされましたが、まだまだ1試合通しての波はありました。
このようなデータを取ることで自分たちの試合展開における強み・弱みが見えてきます。
僕自身の考えは、ハンドボールの試合を10分×6セットと考えています。(60分ゲームの場合)
そして目指すべきハンドボールは、各10分間を5-3という試合をすること。
そうすれば終わった時には30-18に。
あくまでも目標スコアなので、そんなに上手くいきませんが、どこかの10分でも4点以上離されてしまったら試合展開は非常に難しいものになります。
なので相手に流れを渡さないためにも各10分間のスコアというものをとても大切にしています。
次に得点数と失点数を見ていきたいと思います。
得点数が397点でリーグ3番目
失点数は350点でリーグ4番目
得点についてもう少し細かく見ていきます。
平均得点24.8点で、今シーズン最多得点が2/11(木)の北國銀行戦で31点。最小得点が2/21(日)のイズミメイプルレッズ戦で14点となっています。
リーグ終盤は特に得点力に悩みました。
やれていたことがやれなくなったり、少し歯車が狂ってしまったりと選手達も試行錯誤を繰り返しながらプレーしていたと思います。
プラス面で言うと、7mスローによる得点を除いた356点中150点近くを両サイド陣で取れたこと。
自分たちの強みが一番出たのが、2/4(木)のオムロン戦。
29点中18点を両サイドで取り、自分たちのハンドボールができたと思います。
次に失点について見ていきます。
平均失点21.8点で、今シーズン最小失点17点が3試合あり、最多失点が10/18(日)の北國銀行戦での33点となっています。
今シーズンは、試合が重なるにつれDFが堅くなっていると言う実感がありました。
その要因としては、1枚目から密集でき、3枚目がクロスに対して接触がしやすくなったこと。そして何よりもGK陣の活躍があげられます。
今シーズンは、6-0DFを主体に1シーズン戦ってきましたが、来シーズンはプレーオフで見せた5-1DFが要所で出てくるともっと失点を減らせるのではないかと思います。
また、今シーズン自分たちを苦しめたものとして、退場数の多さがあげられます。
退場数が42とリーグで一番多い結果となってしまいました。
正当にハードアタックができている場面も増えましたが、不用意に退場者を出してしまうことも多々ありました。
実際にプレーオフでも、流れが来た時、点差を縮められた時に退場者を出してしまい、自分達を自分達で苦しめたシーンが何回かありました。
ここは来シーズンに向けて改善すべきポイントかと思います。
ここまで試合展開、得点・失点について今シーズンを振り返ってきましたがここで今シーズンのベストゲームを紹介したいと思います。
2/11(木) MVI vs 北國銀行
この試合に中には、ハンドボールの魅力が多く詰まっており、女子の試合で両者が30点以上取る試合はなかなか見ることができないと思います。
まだ見ていない人は是非一度見てみてください。
https://www.youtube.com/watch?v=oE7lB1gYn7E&t=7119s
最後に、今シーズンコロナ禍の中、シーズンを無事終えることができ、ホッとしています。
また、選手のサポートをしてくださった各企業の方々、シューターズ初め多くの声援を送ってくれたMVI family、リーグ運営に携わっている方々、審判の方々、対戦相手の方々、全ての人の協力のおかげで今シーズンを行うことができたと思っています。
楽しい時間をありがとうございました。
心より感謝申し上げます。
4月からは、次のシーズンに向けてスタートします。
JHL2021-2022の他にも8月にはオリンピック、9月には三重とこわか国体、他にも学生の大会、数多くの試合が予定されています。
まだまだ、ハンドボールは盛り上がれると思います。
HC名古屋の髙宮選手がリーグ最終戦後の挨拶で「お願いがあります。ハンドボール会場に来るときは、家族・友達を誘ってきてください。ハンドボールを知らない人達に知ってもらうためには皆さんの力が必要です。」と言っていました。
皆さんでハンドボールを盛り上げましょう!!!!
長くなりましたが、今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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