これまでの4年半とこれから.
- 2020.09.13
- PLASSPER
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こんにちは。こんどうしゅん(@plassper)です。
久しぶりのブログになります。。
クロアチアでの活動に一区切りがつき、9月11日に帰国しました。
25日までは自宅の秋田にて自主隔離です。
この4年半、あっという間に過ぎ去ってしまいました。細かいことを言い出せばキリがないけれど、できることは全部やってきたのかなと思っています。
もちろんできなかったことや思うように展開しなかったこともたくさんあります。
ヨーロッパで日本人柔道家っていうのはすごく受け入れられやすいわけですが、それはあくまでゲストとして。
ゲストから仲間として、その地域の一部となり、相手の要求と自分の意思を融合させることはそんなに簡単なことではありませんでした。
心ないことを言われた経験もありますし、しんどかったことなど多すぎて数えてません。
これまでの経験のことは過去ブログを読んでいただけると嬉しいです。
こうしてもがいて来た経験、嬉しかったこと、いろんな世界を見たこと、あらゆる感情と経験が僕の血となり肉となっていってくれるはずです。これを生かすも殺すも自分次第。
そして、なぜ帰国が少し遅れたかも書いておきたいと思います。
実は、網谷選手と同じクラブに所属する可能性があったので、その交渉をしていました。
ポルトガルはどうやら総合型スポーツクラブが多いようで、ベンフィカも例に漏れずクラブでは様々なスポーツを展開しています。
(クロアチアでは総合型クラブはあんまり見られません)
柔道もその一つです。ポストがあるよってことで交渉していました。ほぼ連絡待ちでしたが…
で、最初はポジティブな雰囲気で話が進んでいたんですが、話し合いの途中、政府が柔道をハイリスクスポーツに指定しました。
ナショナルチームはずっと合宿を開催してましたが、このままではクラブ単位での活動や試合の計画も立てにくいということになります。
それに従い予算も当てがいにくい。つまり僕との契約書の話も進められない。
このような感じでベンフィカでは無理そうだ、国内の他のクラブにも当たってみよう→それも厳しそう、というのが分かるまで動けなかったので、想定していたより帰国が遅れてしまいました。
日本に帰国しても柔道が完全に再開できているわけではなさそうなので、僕としては結局宙ぶらりんな状況は変わりません。
今は隔離中ですが10月からは次のステップに向かって進んでいきます。
大きく分けると、
- 柔道指導
- Athlete’s Experience Lab
- スポーツクラブ設立に向けて
の3つになっていく予定です。日本の柔道を取り巻く環境次第ではありますが、今年度くらいはフリーでいろんな場所を巡ることになるかもしれません。
ラボについては随時活動中で新しいギアももう少しで紹介できそうです。
短期で海外指導なども、また移動の自由が認められたらできたらと思っています。
もちろんこれからもクロアチアとのコラボレーションはしていこうという話にもなっています。一緒にやってみたい方は是非。
今年度の残り期間は次の10年に向けての下準備期間になる可能性が高そうです。
またもや下積みのような環境になりますが、実現したい未来に向かってコツコツと取り組んでいきたいと思っています。
それではまた。
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