その3:試合以外でも集まればよくない?
- 2019.06.20
- PLASSPER
- PLASSPER, アリーナを作りませんか
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これまで書いてきたその1とその2では,空間の中心で行われている「何か(スポーツとか演劇とか)」を観る(体験する)ことについて述べてきた.
・スポーツは地域の中心になれるんじゃないか?そのためには観るための空間が必要だ.
・共に盛り上げたくなるチーム,場所を作っていくべきだ.
という主張である.
今回のその3では,試合やイベントが行われている時間以外はどうするのか?
ということについて個人の見解を書いていきたいと思う.
地域の生活に溶け込む空間であった方が良い
1年は52週.つまり週末は52回.104日の土日に加えて祝日が16日.祝日と土曜日が被ることもあるので年間の休日は最大で120日.
120日全開でイベントや試合を入れたとしても稼働率は3割程度.
何が言いたいかというと,スポーツ観戦や何かしらのイベントが行われる日数よりそれ以外の期間の方が圧倒的に長いのである.
今回はその長期間どうするの?という話.
その期間は地域の生活に溶け込む空間であるべきであると考えている.
体験を共有する,観るためのアリーナではそれは難しいかもしれない.
しかし,誰がその空間は運動施設だけに限らなければいけないと決めたのか?
楽しさをさらに増幅させる仕掛けがもっとあってもいいと思うわけです.
いろんな人に来てもらうためにはどうするか?
宿泊施設,レストラン,カフェ&バー,マッサージ,フィットネススペース,プール&ジャグジー&サウナ,ナイトクラブ,スポーツホールなどスポーツの合宿をするのに適した施設が充実しており,レジャー観光でも利用できるしすごくいいよね.みたいなことを以前ブログで書いた.
ぬるいことを言うようだけど
やっぱスポーツをできる空間があって、カフェバーが横についてて、
子どもたちが外で遊べて、
帰りに風呂に入れて、ご飯食べれて、泊まれる場所が欲しいな。老若男女が集まって街が盛り上がればいいね。
— 近藤俊:クロアチア在住柔道家 (@plassper) 2019年5月9日
そして最近は引き続きこんなことを考えている.
いろんな人に来てもらうためにはどうするか?
それには試合がない時にも集まれる・行ける・休める場所であるべきではないか?
先日訪れた施設はそこまで大規模ではないが,スポーツ施設の中にボルダリングやスカッシュ用のスペース,道路を挟んで向かい側に宿泊施設&温水プール・スパもあった.
休暇にも利用できるし,地域の方々が気軽に行けるようになっている.
緑のビールもうまかった。#スロベニア pic.twitter.com/SPeaVJsgH4
— 近藤俊:クロアチア在住柔道家 (@plassper) 2019年5月25日
先週合宿が行われた施設でも,ホテルの敷地内にビーチ,テニスコート,サッカーコート,バスケットコート,ビーチバレーコート,もちろんカフェバー,土産屋もある.
夏季を中心に連日スポーツイベントやシンポジウムなどが開催されているようである.
こんな感じで...
スポーツホテル
フィットネスクラブ
ボルダリングとかアリーナスポーツじゃないスポーツ
銭湯,縁側
カフェ,バー
クラフトビールとかその土地ならではのもの
子どもが遊べる場所
そしてメインホール
いろんな人が集まれて,汗をかいて,観て,食べて,喋って楽しむ.
こんな空間があったら良くない?
僕は作りたいと思ってます.
今回も読んでいただきありがとうございました.
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