ヒントはけっこうその辺に転がってる,という話
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こんにちは!SHUN(@plassper)です!
Grand Slam Dusseldorf(グランドスラムデュッセルドルフ)は日本の圧勝で終わってしまいましたが,面白い動画をTwitterで見かけたので,それを元にいろいろ書きたいと思います.(個人的見解です)
話題のツイートはこちら.Barca@T (@barca18_19)さんのツイートを拝借してます.
トーレスとジョーの対話 本当に勉強になる。 pic.twitter.com/zgz5dyfwZL
— Barca@T (@barca18_19) 2019年2月22日
元スペイン代表,サガン鳥栖に所属しているフェルナンド・トーレス選手とジョーこと,ジョアン・アウヴェス・デ・アシス・シウバ選手(名前初めて知りました笑)の対談です.
Jリーグに来て,日本のサッカーについて感じたことを語り合っています.
そしてそれを見た私の反応がこちら.
これはあれだ、おれがクロアチアの柔道家たちに伝えたいことそのままだ。すげえ。
クロアチアの柔道家たちに伝えたいことを大概言ってくれているのです!
チーム⇔個人,ボール⇔武道,格闘技と違いはあれど,大枠の見方はとても近いものを感じました.
それぞれ細かく見ていくと,
「彼らはとてもスピードがあるけどあまり緊迫した感じがないと思ったかな」
→力は強いけどあまり投げられそうな感じがない
「彼らはボールの扱いはうまい.だけどフットボールは別だからね」
→投込やステップはうまい.だけど柔道は別.
「彼らは常に攻めて攻めて攻めたがる」
→良い位置関係なのにさらに深い位置を持ちたがる(背中や帯)
「日本の選手たちはとても激しいプレーをするけど,もう少し試合におけるバランスはとった方がいい」
→激しいプレーをするけど,もう少し試合におけるバランスはとった方がいい
「どんな時間帯なのか,いつ攻めるのか,いつ休むのか」
→時間帯,反則の有無,試合場内の位置関係,持っている位置,いつ攻めるのか,いつ休むのか
「彼らは“個”としてはとてもいい選手たちだと思う,技術的に素晴らしいし懸命に努力もする,でも試合運びは改善しなければいけない」
→運動能力はハンパない,練習も貪欲にこなす.でも試合運びは改善しなければならない…!
こんな感じです.
言いたいことが最後の技術(運動能力)は素晴らしいが,試合運びは改善しなければならない.といったところでしょうか.
週末に開催されたグランドスラムデュッセルドルフでも随所に見られました.
飯田選手🇯🇵 vs Maret 選手🇫🇷
Maret よく研究してた。引手(袖持つ方の手)も効いてた。最後雑になって裏投くらったのはもったいない。海外勢は研究よくできてるだけに徹底的に作戦遂行するためのトレーニング必要。#JudoDuesseldorf2019— SHUN@クロアチア在住柔道家 (@plassper) 2019年2月24日
村尾選手🇯🇵 vs Igolnikov 選手🇷🇺
延長戦突入後から片襟での攻めに変えた村尾選手、相手に3つ目の指導が入り決着。ここまで計算してたのかな?#JudoDuesseldorf2019— SHUN@クロアチア在住柔道家 (@plassper) 2019年2月24日
追い込んで延長にもつれ込んだように見えても日本選手たちは全く慌てていない.むしろこの展開を待っていたかのようにペースを変え,相手はついていけない.
これを彼らに伝えることができれば,彼らの持っている能力をより引き出すことができそうです!
ヒントはけっこうその辺に転がってる.他競技,他分野からいろんなことを吸収できればと思います!
常に学びですね.
2月最後の週も張り切っていきましょう.
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