よりよい未来の自分に向けて ~目標設定~

よりよい未来の自分に向けて ~目標設定~

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みなさん、こんにちは。

今回は前回に引き続き、目標設定に向けての第2弾ということで書いていこうと思います。

前回は自分を知るということで、「やってみよう戦法」「あなたの伸び代は○○戦法」を紹介しました。

自分を知る ~目標設定に向けて~

今回は自分のことを知って『いざ目標設定をしよう!』というところを書いていこうと思います。

そもそもなぜ目標設定が必要なのか、まずはその意味について書いていこうと思います。

目標とは「そこに行き着くように、またそこから外れないように目印とするもの」という意味です。

つまり、目標はたどり着くべき目的地のようなものだと考えれば、必要な理由も明らかになってくるでしょう。

目標を設定せずに物事を進めていくというのは、目的地を決めずに歩き続けるようなものです。

どこへ進めばよいかもわからないまま歩き始めても、ゴールにたどり着くわけがありません。行動を起こす場合も同じであり、何を目指すのかがわからないままでは、何をやっても正しいのか間違っているのかわからないでしょう。

もし、目標設定しない状態が続けば、何をすることが正解なのかわからないため、自分からは動き出せません。

誰かの指示に従って動くしかないため、周りからの指図を待つだけの受け身姿勢になってしまう可能性があります。

このような状況では、自身の個性を発揮することも困難ですし、前回も書きましたが、個人としての能力が試される現代において受け身姿勢では周りから遅れてしまいます。

ところが、しっかりと目標設定するだけでその状況は一変します。
目標に到達するまでの道筋を自分自身で考え、個性を発揮しながら進むことができるようになるからです。

いくら小さくても、行動を起こすためには目標の設定は欠かせません。

目指す目標があることで方向性が定まり、正しい選択ができるようになります。

目標設定の大切さがわかったところで目標設定におけるポイントを4Stepに分けて説明したいと思います。

Step1:設定した目標を、いつまでに達成するのか、具体的な期限を!

目標というのは『夢』ではないので期限をつける必要があります。

また、達成の期限を設定することで、自然にどのように行動すればよいか考えることができます。

そして、期限はあまりにも遠いとイメージできなくなってしまうので、できるだけ短めに区切るのがいいと思います。(1年後に達成したいことがあるなら2ヵ月後までには何をしておけばいいのかを逆算するなど)

仕事や試験など締め切りの直前に、火事場の馬鹿力を発揮した経験をしたことがある人もいると思います。(僕はコツコツやらないと気が済まない人なので経験したことがありませんが....)

締め切り、期限というのはうまく使えば普段以上の集中力を発揮できる要因にもなります。

Step2:目標に優先順位を!

こんなのは当たり前だと思う人もいるかもしれませんが、そう思わなかった人は、これが目標を達成できない原因になっているかもしれません。

どんな目標にしようか考え、今の課題をバーッと箇条書きしていくかと思います。

例えば、ハンドボールのDFで例えると「1対1で利き腕側を守る」「2対2で隣の人とコミュニケーションを取る」などいくつか課題を挙げて「これらができるようになろう!」といったように。

これはナンセンスです。
ここがよく陥ってしまう落とし穴だと思います。

大切なのは挙げた課題から優先順位をつけることです。

優先順位をつけずに何個も何個も課題を潰そうとしても効率は悪く、何が本当の課題なのか見失ってしまいます。

優先すべき目標は、最初に克服しなければならない、時間が一番限られた目標です。

重要度が高く、実現可能性の大きなものを最優先事項とし下の図のように見える化して考えることをおすすめします。

Step3:目標はより具体的に!

せっかく目標を立てても内容が抽象的な場合、目標達成のために自分が何をすればいいのかがはっきりしないため、ゴールにつながる道が見えず行動につながっていきません。

目標は具体的になればなるほど、行動しやすく実現につながっていきます。

具体化は主に数値化によって行いますが(例えば、日々の練習でのサイドシュート確率を7割以上にする、3kg痩せるために毎日5km走るなど)、数値化できないものについてもできる限りわかりやすい形で基準を設ける必要があります。

例えば、先ほど書いた例「1対1で利き腕側を守る」
これだと言いたいことはわかりますが抽象的すぎます。

「ボールに寄せ、自マークも見ながら1対1の局面で瞬間的に7~8mに高さを出し、利き腕側の足を前にし、方向付けをして守る」の方が同じ1対1を守るという目標でもより具体的でやるべきこともはっきりしてきます。

このようにして、与えられた時間で日々成長していくためにもより具体的に目標設定をしましょう。

Step4:今の目標と向き合うこと!

自分のできないことにチャレンジをしていく分、始めのうちはなかなかモチベーションも上がらないこともあるかと思います。

そういった状況でもどんな些細なことでもやれたことにも目を向けて日々、目標と向き合う時間をほんの数分作るといいと思います。

当然、上手くいった日もあればなぜか次の日全然だめだったという日もあります。

そういう日々の変化というのが一番面白いところと僕は思っており、そういった変化を楽しみながら目標と向き合ってみてはどうでしょうか。

「お、いいぞ工藤」「何やってんだよ工藤〜」などといったように一歩引いて、客観的に自分自身を見て次の日の自分に落とし込む作業は大切な時間だと思います。

また、こういった作業を行わないとある課題Aの改善に取り組んでいる最中に新たな課題Eが出てきてそっちに注意が分散してもともとの課題Aが薄れていってしまうという状況も起こりかねません。

向き合う方法はほかにもいろいろあると思います。

声に出してみたり、目につくようなところに置いてみたりと。

すべてに共通していることは『今の目標を意識して行う』ということです。

自分に合った方法で向き合うようにしましょう。

<まとめ>
ここまで4つのStepを紹介してきました。

Step1:いつまでに達成するのか期限を決めること
Step2:目標に優先順位をつけて取り組むこと
Step3:目標はより具体的に立てること
Step4:目標としっかり向き合うこと

目標設定をすることで意識・行動が変わっていきます。

当然、チームスポーツ、企業ですと全体の目標があって個人の目標もあります。

企業の目標と個人の目標をしっかり連動させ、より良いチームより良い自分になっていきましょう。

最後に、前回と今回と2回に渡って目標設定に向けて書いていきましたが、年齢、キャリア、競技関係なく目標設定をしっかり行えるということは必要不可欠なスキルです。

目標を設定して行動するということは、幼少期からなんとなく教えられてきたものですが、いざ実践しようとすると意外と上手くいかないことが少なくはないものです。

これは、目標設定者の意志の弱さなどよりも、そもそも目標設定のプロセスに問題があることがほとんどだと思います。

前回と今回の記事を参考にしながら、自分の成長につながるきっかけになれば幸いです。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

次回はアナリストらしくハンドボールのことを書こうかなと思います。
(断言はできませんが…)

何か書いてほしい内容、感想、コメントなどドシドシ書いていただけたらと思います。

では、
Vi ses!!!!!

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