キーパー指導がしたい！

こんにちは、ご無沙汰してます網谷涼子です。

ポルトガルから帰国して早いものでもう1ヶ月と少し経ちました。

帰国してから14日間の自主隔離を終えて、2年ぶりに家族や友達と再会することができ、やっと帰ってきたんだなと感じることができました。

地元は最高です。コロナが落ち着いたら飛騨高山に遊びに来てください！

あ、ちなみに今は石川県に拠点を置いています。とてもいいところです。

お盆を過ぎたあたりから、地に足をつけて日本で生活していくという漠然とした焦りと、今後私が本当にしたい「キーパー指導」の可能性を探っていくワクワクが出てきています。

しかし、コロナ禍ということもあり日本全国を飛び回ることが難しい今この世の中。

そして、自分自身が生活していくためのお金が必要。

キーパー指導をする、そしてそこから収入を得るという概念とシステムを作るのは簡単なことではありません。ですが、ひとまず生活を成り立たせながら自分のできることを探し、可能性を広げるという「種まき」を少しずつしていきたいと思います。

とは言いつつ、まだまだ具体的に進んでいく方向が決まったわけではありません。なんでもできそうで、なんとなくモヤモヤ。

とにかく最初はいろんなツテを辿って、指導の機会をいただくことで、少しでも指導レベルを上げて行こうと思っています。

そんな中、大学の同級生が指導している高校に連絡をして、GK指導をするきっかけをもらいました。

その同級生曰く、「とても頑張り屋のGK達だけど、競技歴がまだ浅く、ほぼ初心者だからお願いしたい」という事前情報をもらいました。

当日は男子のGKが2人、女子のGKが1人。

ウォーミングアップから、その日は基本的なシュートを止める基本動作をテーマにトレーニングしました。

トレーニングメニューは以下の通りです。

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・W-up （ジョグ、軸作り、ダイナミックストレッチなどなど）

・ゴール前でポジショニングのステップ練習

・上、下のシュートを止める基本動作練習

・ステップ（ラダー）を踏んでから、シュートを止める基本動作

※ゴールでシュートを受けてない選手はゴール横でメディシンボールを使ったTr

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今回は基礎トレーニングメインだったので、トレーニングメニューのバリエーションこそありませんでしたが、選手たちは私が伝えようとしていることを体現しようと、本当に高い集中力を持ってトレーニングしてくれました。感謝です。

スポンジのように吸収して自分のものにしようと頑張る彼らと話していて、すごく素朴な質問が飛び交いました。

「最初は構えているんですけど、知らぬ間に構えている手が下がってしまいます！どうしたらいいですか？」とか

「どのタイミングでボールに対して動きだしたらいいのかわからない！」とか

「ボールが怖いです・・・前に公式戦で顔に当たったんです」など、他にもたくさん質問を受けました。

私は自分の経験と考えを伝えますが、それぞれに対するベストの解決策に当てはまるとは言いきれません。

どう選手にアプローチするのか

私が初めに答えを出してしまうのか

それともヒントを出すのか

逆に選手に質問してみるのか

私は自分の知ってることだけを並べる指導者にはなりたくないと思っていて、それは例えていうなら頭が痛い時になんでもいいから痛み止めを飲むようなことと一緒で、根本的な原因を考えて、その人のためのカルテを作れるような指導者に近づきたいと思っています。

まだまだ、観察力と実践現場での指導経験がないのでこれからです。

とにかく、日本に帰ってきて最初のチャンスをくれた大学の同期と選手達には本当に感謝です。

今後についてはまたいろんな方に連絡して、相談に乗ってもらったり、チャンスを掴みに行って方向性をはっきりして、思いを形にして行こうと思います。

オンライン、可能であれば指導にも赴くつもりなので連絡いただけたら嬉しいです！

以上！日本で強く生きていきます！！