普通という概念について
- 2020.02.20
- PLASSPER
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みなさんこんにちは.こんどうしゅん(@plassper)です.
「普通○○だろ」「普通に考えたら分かりそうだけどね」「普通より良くできた」と僕もよく使ってしまうのですが,普通ってどのくらいなんだ?と思うこともあり,,
今回は普通について考えてみました.
まず「普通」はどのように定義されているか..
コトバンクによると,
ありふれたものであること.珍しくないこと.通常,一般に.なんてことが書かれています.
普通とはこんな意味を持つ言葉なのですが,ではその基準はどこにあるのでしょうか.
それはやっぱり,自分とその周りの価値観から形成されるんじゃないかなあと思っています.
つまり人によって違う.1+1のような普遍的な事柄とは分けて考えたいところです.
例えば,日本では家では土足厳禁なのが普通だし,ヨーロッパでは靴を脱いだりゲストは土足で家を歩き回ったりと普通とされるコトが違います.
10万円損したとして,なんてことないと思うか出してくれた方に申し訳ないと思うかはそれぞれが普通とする考え方によるし,
ある程度の年齢になると英語でやり取りできるのが普通の集団と,それを必要としてこなかった集団でも英語を話すことへの普通は異なります.
例はほんの一部だけど,長い時間をかけて形成されていった普通が俗に言う文化になっていくように思います.
クロアチアに来てから,普通じゃないこと(こちらの文化)に連続してぶち当たってきたし,彼らも僕の普通を普通じゃないと思いながらも認めてくれていたはず(と思いたい)
そして,クロアチアの生活に慣れてきた僕が日本で癖のようにしてしまったことを,普通ではないと感じてしまう方もいたはずです.その節は申し訳ありません.
時にして僕はあれってどうなの?と言ってしまうことがあります.これ直したいです..
でもそれは僕と仲間内の普通であって,そちらの普通ではないし,その逆も然り.僕の・僕らの考えなんて通用しないことも多々あります.それを理解しないとなあと日々反省しています...
普通を連発してきましたが何が言いたいのかというと,普通はその場所や環境や集団によって様々なんだなあということ.
こちらの普通を押し付けるのも良くないし,まるっきり迎合するのも良くない.お互いに認め合える,まあいっかと思えるようになりたいものです.
普通はどこにとってもあたりまえではないですね.
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました.
「クロアチアに日本人柔道家を招待したい.」もよろしくお願いいたします.
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