誰でもいいはずの椅子に座ることについて
- 2019.09.25
- PLASSPER
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さてさて,タイトルに「誰でもいいはずの椅子」なんて付けましたが,今回は仕事の考え方?モチベーションの保ち方?についてです.
みんな何かを始めたり,仕事をするにあたって,「自分だけにしかできないこと」をやりたいという方は多いと思います.
しかし,星の数ほどある仕事の中で「○○さんにしかできない仕事」なんていうものはほとんど存在しないと思うわけです.
僕も非常に残念ですが,そんなものはほとんどないと思います.
例えば僕の仕事である海外での柔道コーチ.
もちろんちゃんとできる前提はあるけれど,日本人であれば誰でもいいという場合がほとんど.
なぜなら彼らが得たいものは日本人の技術やノウハウであって,僕という人間ではなかったと思うのです.
よっぽどのメダリストや著名な先生でない限り,その人でなければならないケースは稀です.みんな日本の試合にしか出ていない柔道家の名前は知るはずもないしね.
つまり,「僕にしかできないこと」を探している時間があったら,「僕にもできること」を一つでも増やしていった方が良さそうだ,ということですね.
次に,仕事をいっつも頼まれる人まわりにいませんか?
その仕事この人じゃなくてもできるのになぁってことはありませんか?
他の人でもできるのに頼むってことは,人柄とかそういう部分を見てるんじゃない?と僕は思います.
例えば,価格もメニューも席数も全部同じ,駅からの距離も同じ,店舗同士は隣にあります.
この状態の時,どっちの店を選びますか?
知り合いがいる方とか,人当たりが良い人がいる方にしませんか?
まあそんな感じです.Aという仕事を誰にお願いするかは人柄や信頼関係もそれなりに関わっていそうだ,ということです.
僕にもできることを一つずつ増やしていくこと,仕事をする仲間との関係性・信頼を醸成していくことが大事そうですね.
繰り返しますが,自分にしかできないことがある人なんてほとんどおらんのです.
ただ,僕にもできることを丁寧にやっていった先に自分にしかできないことの分岐点が現れると思う次第です.
小さなことから少しずつ,自分なりの「僕にも」を探していきましょう.
今回も読んでいただきありがとうございました.
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