向き合い続けたその先に

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みなさんこんにちは.SHUN(@plassperです.

 

今回は7/23-28のグランプリザグレブ(大会は7/26-28)にて,いろんなことがあったのでサラッとまとめます!

 

グランプリザグレブでは日本チームのサポート,クロアチアチーム内でやるべきこと,予選とファイナルブロックの間の柔道教室とやることがけっこうあったので大会の3日前にザグレブ入り.

4時間かけてバスでザグレブへ.

 

噴水を使って大会を宣伝する気合いの入りよう.

https://judo.hr/galleries/68

その前日の日本チーム到着では荷物が多くて送迎車に収まりきらないという小さなトラブルもあったみたいですが,そんなことはもうトラブルとはみなしません.

 

日本チームの準備

大会を通して,日本チームの調整練習やら分析班の交渉調整云々なんかを手伝ったりしたのですが...

とりあえず練習が長かったです笑

 

試合前にこんなに動いて疲れない...?というくらい.

とにかく対策や自分の感覚を完璧に近づけることに余念がないように感じました.

 

いい意味でめちゃくちゃ細かいです.

こういう細かさが日本人の技を作っている要因の一つなのかなと.

 

ヨーロッパ地域の選手の調整練習は30分くらいで息を上げて全身をリラックスさせて終了.前日には動かない選手もいるくらいなので,明らかに違いを感じました.

 

納得して終わる日本人,体調を整えるヨーロッパの選手たち,といった感じでしょうか.

 

子供たちとの柔道教室

僕のメインの仕事はというと,予選と決勝ラウンドの合間のクロアチアの子ども達との柔道教室!

去年も担当しましたが,今年はメイン会場で行うことができました.

 

決勝は17:00からだから,まあ1時間半くらいあるやろうなあ.

 

こんな安易な予想を裏切り,試合が終わったのが15:30くらい.会場の準備もあるので時間は40分ほど.

そんな大事なことを始まる直前に聞かされる私.

 

柔道教室自体は無事に終わって,最終日の集合写真では日本チームの選手たちも一緒に写真に入ってくれました.

子供たちからすると憧れの選手たち,彼らのキラキラした目を見るとやって良かったなと思いました.

協力してくれた皆さん,本当にありがとうございます.

 

肝心のクロアチアチームは?

そして,我がクロアチアチームの結果ですが,1人だけですが3位に食い込みました!!

 

ですが,もっともっと地力を高めなければいけませんね.若いチームなのでまだまだこれからです.

 

僕の所属クラブからの出場選手は2回戦でジョージアのシード選手に敗戦.

オリンピック出場に向けてこれから大幅に巻き返しが必要です.厳しい道のりになるとは思いますが踏ん張っていきます.

 

余談ですが,柔道教室に参加した子供たちが残っていたとはいえ,会場が埋まっていたことが本当に嬉しかったです...

少しずつですが連盟の取り組みが形になってきているようで,感無量でした.これからも僕のできることをクロアチアに還元していきたいです.

 

ペースの違う集団の間に入るのはハラハラする

日本チームは金×4,銀×4で大会を終え,その後の食事会のこと.

 

一応10名で予約していたのですが,なんやかんやで参加者が15名に.

 

店に到着してそれを伝えると店員さんはいきなり不機嫌になります.(テーブルを1つ足してもらいました.)

 

日本人の感覚からすると売り上げ上がるしそれくらいいいじゃんとなりそうなものですが,クロアチアではそういった急な対応に追われるのはあまり好まれません.

 

そして注文も基本は店員さんが来るのを待ちます.

 

そうです.とてもゆっくりした時間の流れ.

 

対して日本チームの方々は居酒屋感覚でどんどん注文します.

 

どちらが悪いということではないのですが,異なる文化の集団同士の間に挟まれてどうなることやらとハラハラ...

 

僕はというと双方の気持ちが分かるのでどちらにも申し訳ない気持ちでいっぱいな食事会でした.

 

常に違うことを理解していたいものです.

 

点と点はいつかつながる

目の前にあることを全力でやってきたこの3年間,筑波にいた時を含めると10年近く.

 

この1週間で,別々の事柄のように思われた点と点がつながっていくような感覚がありました.

 

結果を残すにはまだまだかかりそうだけど,進んでいる方向は間違ってないんじゃないか,そう思わせてくれる一週間でした.

 

これからも

・目の前のやるべきことに全力で取り組むこと

・未来に向けて思考を凝らすことと準備すること

・やりたいことはどんどん言葉にすること

 

そんなことを考えながらこれからもコツコツとやっていきます.

 

 

今回も読んでいただきありがとうございました.

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