スポーツホテル作りたいね,という話
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こんにちは!オーストリアで国際合宿に参加してきました!
OTC(Olympic Training Center)という名前で,European Judo Union 主催のもと,年に10回くらい開催される合宿です.
我らがクロアチアでも毎年6月に開催されています.参加してくれる日本人選手を現在募集中です.興味のある方はご連絡ください.
今回のオーストリア,ミッタージルの合宿は,OTCの中でも特に規模の大きいもので,今年は約1,100名の柔道家,187名のコーチが一堂に会したとか.
1,200名が一週間同地域に宿泊・トレーニングを行うとなると,地域貢献度が半端じゃないですね...
私も将来は地域とアスリートにとってwin-winの関係になるようなシステムや施設を手掛けていきたいと思っています.
さて,今回はというと,一週間の練習・生活を通して個人的に気になったところがいくつかあるのでまとめていきます!
スポーツホテル
会場はスポーツホテルというコンセプトのホテルで行われました.
宿泊施設,レストラン,カフェ&バー,マッサージ,フィットネススペース,プール&ジャグジー&サウナ,ナイトクラブ,スポーツホールなどスポーツの合宿をするのに適した施設が充実しています!
もちろんレジャー観光でも利用できるしすごくいいコンセプトだなーと感じました.
肝心のスポーツホールは室内テニス場として普段は利用されているようです.
日本でもみのたにグリーンスポーツホテルっていうのがあるみたいですが,スポーツホテルという形式はヨーロッパの方が多いかもしれませんね.
スポーツが文化として根付いているヨーロッパならでは?
いつか日本でもオープンしたいものです.
ちなみに,クロアチアのスキーナショナルチームは年間3か月間この施設で過ごして練習に励んでいるみたいです.
休みの取り方,スケジュールの組み方
次に「おぉ」と思ったことは,スケジュールの組み方についてです.
国際合宿なので当たり前といえば当たり前かもしれませんが,主催者側の提示するスケジュールは余裕で無視します.笑
この日は休むとか,この日は3本しか乱取しないとかチームごとにスケジュールを組みます.
休みの取り方も日本のチームとは異なることが多いと思います.
常に余裕をもって休みます.疲れすぎることがないようにといった感じ
1週間の合宿であれば必ずといっていいほど中日が含まれます.
参考までに...わがチームはこんなスケジュールでした.
合宿で心身共に追い込むことよりも,強豪選手と実際に組む機会や試して改善することを重視しているので目的や置かれている状況も日本とは異なると思います.
パーティー
そうです.みんなクラブで踊ります.
選手間の交流の場として,パーティーがあります.
次の日練習があるのに笑
気分転換としてはいいのかも.個人的にはナイトクラブはあんま好きじゃないので何とも言えないところではあります笑
コーチの指導,選手の質問
とにかく具体的です.選手の質問には,必ずなりたい形,それを阻む問題点が合わせて出てきます.それについてはいつも感心させられているのですが,,,
コーチの練習中の指示もとても細かく,それ以外の発想が出てこなくなってしまいそうだなーと思っていつも見ています.
クロアチアは球技全般は強いので,他競技でどうしているのか勉強したいと思っています.
私は質問にはなるべく細かく具体的に,選手が反復・実践の最中には短く最低限のことのみを伝えるように意識しています.
こんなところでしょうか.他にも質問があれば随時受け付けます!!
よりよい合宿について一緒に考えてみましょう.
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