スポーツとの一体化

スポーツとの一体化

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みなさん、こんにちは。

世界選手権が開幕し、日本は見事初戦を勝利で飾れました。
グループリーグ突破に向けて、とても大切な初戦を勝てたことは大きいです。

そして、映像・写真でしか見ていないのですが、会場の雰囲気もすごく
チケットの売れ行きのニュースとかありましたが、そんなのを感じさせないくらいの
雰囲気だったのではと思いました。

さて、ここからが本題で、つい先日ドイツにハンドボールを観に行きました。
ハンドボールのプレーにも驚きましたが、平日の19時から開始にも関わらず、
観客の多さ、試合前の演出の凄さに驚きました。

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最近日本でも、様々な競技で観客を増やそうと取り組んでいます。
試合が楽しいのはもちろん、他にも観客を増やす工夫観客に楽しんでもらう工夫
たくさんあると思い、ハンドボールにも落とし込めるのでは?と思ったので
今回はその工夫について書いていこうと思います。

<観客を増やす工夫>

プロ野球では、広島東洋カープを応援する「カープ女子」
Jリーグでは、セレッソ大阪を応援する「セレ女」

といったようにスポーツ観戦女子が増えています。

そして、2016年にスタートした、Bリーグも女性から高い人気を集めています。

この波に乗り、ハンドボールも女性観客を増やすのもありなのでは?と思いました。

そのためには、女性が来やすい環境を作ったり、
楽しんでもらう仕掛けがいるのではないでしょうか。

楽しんでもらう仕掛けはあとで話すとして、女性が来やすい環境を作るためには
どうしたら良いでしょうか。

Bリーグでは、レディースDay割引やスイーツビュッフェ付きチケットなどをしています。
他にも、メディアに取り上げられることが少ない分、SNSに力を入れており、
若い女性の利用率が高いので、女性客の会場でのファッションや会場の雰囲気をアップしたりと
会場にいる自分が想像できるような工夫もされています。

このような取り組みは、他のスポーツにも取り入れたら面白いと思います。

また、来やすい環境ということで、カフェ的な要素を取り入れ、お茶をしながら
見ることができるブースを作ったり、噴霧器を使っていい香りを拡散したりと
「スポーツ観戦はそのスポーツが見れれば良い」ということに囚われずに、
そのほかの工夫・仕掛けも必要だと思います。

しかし、「女性だからこういうのが好きだろう」などの思い込みによって作られる企画は
失敗する可能性も出てきます。

そういう取り組み次第で、観客が増えるどころか、減らしてしまう可能性も出てきます。

なるべくそのような展開を減らすためにも、企画を考える側にも女性のスタッフを
増やしていく必要もあると思います。

次に、

<観客に楽しんでもらう工夫>

まず、上記の流れの続きとして、女性の観客に楽しんでもらう工夫として
どのような取り組みがあるでしょう。

例えば、プロ野球で行われた野球観戦メイクを体験できるイベントなど、化粧品ブランドを
使い、チームのマスコットキャラクターをイメージしたメイクをし、応援を楽しんでもらうと
いったような「見る」という目的と「商品が体験できる」という部分をうまくマッチさせることが
できれば、楽しみも増えるのではないでしょうか。

ここからは、女性の観客だけでなく、カップルで観に来た時や誰にでも楽しんでもらえる工夫は
どのようなものがあるのかを少し書いていこうと思います。

アメリカやカナダで人気のKiss camというちょっとした遊びみたいなものがあります。

観戦中のハーフタイムや中断時間に、会場にあるカメラが不意に1組のカップルを映し、
スクリーンに映ったそのカップルはキスをするというものです。

映しだされたカップルは、照れながらもキスをし、喝采や口笛を浴び、盛り上がります。

人前でキスをすることのハードルが高い日本で取り入れるのは難しいかもしれませんが、
カメラを使った演出は楽しませる可能性があると思います。

また、サッカーのEUROで行われたカウントダウン方式のキックオフのような
会場で10秒前からカウントダウンが始まり、0になると主審が笛を吹くといったように
ファンの高揚感を高める仕組みになっています。

小さな工夫ではあるが、会場に一体感が生まれる効果もあり、
楽しめる工夫の一つだと思います。

このように、観客を増やす工夫・観客に楽しんでもらう工夫を女性に焦点を当てて
書いてみましたが、既存のファンにとっては違和感があったりするかもしれません。

「女性にウケそうだから」と考えるのではなく、『会場とそのスポーツが一体となれる企画』
『そういう会場だからこそ体験できる・楽しめる企画』と考えることが大切だと思います。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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