やらぬ善よりやる偽善
- 2019.07.21
- PLASSPER
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みなさんこんにちは.SHUN(@plassper)です.
7/5-14日の日程で日本から柔道家たちを招待して合宿を開催しました!
やらぬ善よりやる偽善。
明日やろうは馬鹿野郎。これからもクロアチアと柔道のために僕ができることをやっていきます。
今年もありがとうございました。 pic.twitter.com/jKHEUuTvxX— 近藤俊:クロアチア在住柔道家 (@plassper) 2019年7月15日
今年でこの合宿も3回目になります.
自身の練習の合間を縫ってはるばるクロアチアまで来てくれた後輩たちに感謝です.
実はですね,1回目から密かに裏テーマを決めておりまして,
1回目(2017):ショックを受ける
2回目(2018):いいからとにかくやる
3回目(2019):自分で気づく,発見する
裏テーマの方はうちの選手たちには伝えていなかったのですが,概ね達成できたんじゃないかなと思ってます.
2年前は日本人の技の説明にポカンとしていた(僕のクロアチア語が今一つだったことも原因のひとつですが...)選手たちも今では何となく理解してうまくいかないところが分かるようになりました.
分からなかったことが分かるようになるのも一つの成功.
技を一回防ぐのも成功.そのあと他の技に切り返されたとしても.
普段の練習では感じにくいこういった成功体験や日本人の柔道への取り組みを実感してほしいという願いからこの合宿がスタートしました.
という合宿なわけなんですが,クラブの予算が潤沢ではないので,僕も彼らを招待するためにお金を多少出してます.
これだと合宿というかプロジェクトとして再現性がないので,あまりお勧めできないのですが,それでも毎年開催できるようにクラブも協力してくれています.
タイトルの通り,「やらぬ善よりやる偽善」なわけです.
正直なところ,必ずやらなきゃいけないかと言われるとそうでもないし,お金もたくさんかかります.
国内の他クラブにこの期間一緒に練習しないかと声を掛けても数人しか集まりません.
それでも,僕を助けてくれているクロアチアのために,少しずつでも僕のできる偽善を積み重ねていきたいと思っています.
その活動がクロアチアの柔道の将来に役に立つと信じて.
来てくれる日本人柔道家たちがクロアチアを好きになって,僕と関わるクロアチア人が日本のことをもっと好きになってくれたらこのプロジェクトもある一定の役割を果たしているんじゃないでしょうか.
来年も開催できるようにがんばります.
毎年来てくれるみんな,本当にありがとうございました.
最後にバーベキューの集合写真と僕の飛び込み写真をどうぞ.
今回も読んでいただきありがとうございました.
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