その4:試合はたったの1時間
- 2019.07.03
- PLASSPER
- PLASSPER, アリーナを作りませんか
スポンサーリンク
前回のその3では,1年間の中で試合が行われていない期間の方が長いので,試合以外でも楽しめる場所を作っていくべきなんじゃないの?という話でした.
今回は試合がある当日,またはその週末について
タイトルの通り,試合はたったの1時間,長くても3時間弱で終わってしまう.
スポーツ観戦を週末のメインイベントに据えた場合,メインではあるものの,時間にすると週末のほんの一部でしかないのである.
片道1時間かかると仮定すると試合の滞在時間より移動時間の方が長いなんてことも考えられる.
特にスポーツを普段見ない人にとって,長い移動をしてまでそこに時間をさけるか?ってことなわけで.
映画をほとんど見ない僕が1時間かけて映画館に行く気にならないのと一緒.(映画をよく見る方申し訳ないです.)
皆さんも自分の趣味にそんなハマってないなってことに置き換えてみてください.
もし行くとしたら,施設の周辺を散歩したいし,イベントの前後で何か食べたいし,風呂に入ってゆっくりしたいし,宿泊して観光なんてできたら最高だ.
それが地域ならではのモノであればさらにいいと思う.
ディズニーランドはそれが園内でほぼ完結しているし,
スカイツリーに行くにしてもソラマチやら浅草寺がそれ以外の時間を補完する役割を果たしている.
夏祭りでも花火の前に食べ歩きしたり,昼間に何かしらイベントがあったり.
それに対して多くのスポーツ観戦イベントはそうなっているのか..
長い移動をしてまでそこに時間をさけるか?
子ども連れの場合子どもたちを楽しませられるか?
デートのドキドキ感,2人の共感や共同作業を生み出せるか?
SNS映えする空間なのか?
なんてあたりはクリアしているのかなあ...
もちろんすべてのスポーツ観戦イベントがそうなっているとは思っていないし,多くの団体が楽しい時間になるように工夫を凝らしているのも分かります.
さて,いろいろ書いたことをまとめると,
「試合見て帰る」は意外とハードル高いよね.
その他のエンタメは1日を丸々コーディネートしているようだ.
スポーツ観戦も週末を楽しく彩る,そんな仕掛けが満載でも良くない?
それが施設で完結しても町ぐるみでやっても,どちらでも僕は面白いと思っています.
今回も読んでいただきありがとうございました.
スポンサーリンク
-
前の記事
それでも結果にこだわるべき理由がある 2019.06.24
-
次の記事
やらぬ善よりやる偽善 2019.07.21