スポーツを通じて国際貢献?
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こんにちは!今日はスロベニアのリュブリャナで行われた柔道の大会に帯同してきました!そこで少し感じたことがあったのでまとめておきたいと思います.
スポーツはどんな形で地域に貢献できるのでしょうか?本記事の内容も一つの形なのかな?と思います.
「NAGAOKA」という大会
本日参加した大会の名前は「NAGAOKA」です.日本の地名?人名?長岡京?
今年で55回を数える歴史ある大会です.
ここでいうナガオカとは人名,リュブリャナに訪れたある柔道家の名前です.
(ここから半分酔っぱらったオーガナイザーのお話)
以前から我々のクラブはユーゴスラビア内でも実力のあるクラブだった.ある時,当時最新の柔道を伝える目的で日本から柔道家がやってきた.その技術は素晴らしく,みんなが彼を尊敬していた.
そして,エキシビションとして,我々のクラブの者たちと試合をした.彼は持ち前の技術で勝ったが首を負傷してしまった.その数週間後に彼はそのケガが原因で亡くなってしまったんだ.
私たちは彼の功績を記念して「NAGAOKA」という柔道大会をスタートすることにした.今年で55回になる.
毎年お金もかかるし簡単なことではないけれど,私たちはスロベニア柔道のために尽力してくれた彼のためにこの大会を続けなければならない.
(お話終わり,この後お酒飲まされました)
なんてすばらしい話なんでしょうか...
そして会場にいた皆さんと話すと,NAGAOKAってなに?と聞いてきます(笑)
人々がなにかもわからないほどに定着している,柔道が各国に普及しているひとつの形だなと感じました.
Jリーグが日本で普通になっているように,野球が日本で一番人気のスポーツであるように,柔道に理解を示してくれる方々も世界中にいます.
果たして私はこんなに柔道を通して地域に貢献できる人間になれるのか,ここまで尊敬される・当たり前になるまでなじむことができるのか?
ナガオカさんのような先人たちの積み重ねで日本の柔道家たちは世界中から尊敬されています.私も日本人として恥じぬ行動や言動を心がけていかなければいけませんね.
今後の結果はもちろんのこと,クロアチア柔道の10年後,50年後に貢献できるように活動していきたいです.
日記のような中身になってしまいましたが本日はこの辺で.
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